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死にがいを求めて生きているの
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死にがいを求めて生きているの

朝井リョウ(著者)

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死にがいを求めて生きているの

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/03/07
JAN 9784120051715

死にがいを求めて生きているの

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商品レビュー

4

405件のお客様レビュー

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2026/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

群像劇の作品で様々な視点から描かれる思考がとても面白かった。 読み進めていくと海山伝説を巡る話になっていくんだけれど、その設定と思考がリアルで怖くなった。 自分の存在価値を敵を作ることで感じる。何かを守っているようで、本当は自分を守るために行動する。 ケアが必要な人ほど誰かをケアしたがる、とは良くある話で、この作品に出てくる人達もそんな風だった。 めぐみの「これまで毎秒毎秒サボらずに自分を否定し続けていた自分が、ようやく、その作業をサボってくれるようになった。そしたら誰かを救うことなんてどうでもよくなった」という言葉は私の心の靄を晴らしてくれた。私もずっとそれが言いたかった。 本当に誰かに愛されて変わったなんていう単純な話じゃないよねと、私の気持ちを分かってくれている人がいて涙が出た。 最後は雄介に呆れと怒りが湧くけれどきっと智也が目を覚ましてもまた別の生きがい(死にがい)を見つけて生きてくんだろうということが分かるからただ失望するんだけれども、智也は話し合いを諦めないでいようとしている。 智也の人生には同情するが、あくまで対立はせず対話で解決しようとする智也もまた海山伝説に執着して柔軟な考えができなくなっているように感じる。 父の思想を否定することにこだわりすぎて対立を悪だと思い込んでいるし、海山伝説の思想に心酔している父への反発ばかりを気にして雄介と離れない智也を見ていると、智也もまた雄介=山族としてしか見れていないのでは?と思った。(まあそれを否定したいから執着しているんだけど) あの後目覚めた智也と亜矢奈と一洋と雄介と百合子はそれぞれどんな空気に包まれるんだろうかと気になる。 生きがいなどなくても誰かと繋がっていていて、自分の起こした行動が思いもよらない場所で光を放っていることもある。という結末はこの物語の全てを表していると思った。

Posted by ブクログ

2026/05/02

読みながら息ができなくなったのは初めてだった気がする(当時大学生) それだけリアルに心の奥まで入ってくる朝井リョウさんは凄い。

Posted by ブクログ

2026/04/16

ナンバーワンを目指したいというオンリーワンの「らしさ」って成立するんじゃないかな?もしかしたら雄介は過激なものをさせなくたって、それが貴方らしさなのだと言えていたらどうなっていただろう。競争は悪だ、という風潮が誰かの個性を奪っていってしまっていたのかも。 ーー 雄介に対して、...

ナンバーワンを目指したいというオンリーワンの「らしさ」って成立するんじゃないかな?もしかしたら雄介は過激なものをさせなくたって、それが貴方らしさなのだと言えていたらどうなっていただろう。競争は悪だ、という風潮が誰かの個性を奪っていってしまっていたのかも。 ーー 雄介に対して、何度も「お前は何をしたんだ?」と思いながら読み進めてしまっていたんです。自分こそ、他人を自分の基準で評価してしまっている。嫌な人間だなあーー笑 と、考えを改めるきっかけになりました。いつからか、何かをしている自分じゃないと人生を満喫できていないと思い始めていたんですね。 何もしなくても人類はみな尊いのに。 ーー 人の背景を理解するために言葉があるということを忘れずに生きていきたいです。表面上のものだけじゃなくて、その人が背負ってきた過去や環境を対話して理解する事が大切なのですね。その上で、でもやっぱりこの人嫌い!だったら嫌いで良いんじゃないかと思いました笑 対立を望まない人間こそ対立を望む人間に執着して、、、人間って矛盾だらけだなあ〜。

Posted by ブクログ

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