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死にがいを求めて生きているの
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死にがいを求めて生きているの

朝井リョウ(著者)

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死にがいを求めて生きているの

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2019/03/07
JAN 9784120051715

死にがいを求めて生きているの

¥1,760

商品レビュー

3.9

341件のお客様レビュー

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2024/09/19

身につまされました。少し肩の力をぬいて、自分を受け入れないと、カッコ悪いかもと思った。「生きがい」とか「死にがい」とか日々向き合っていないようで、無意識レベルで日常の行動に織り込まれて、人格となって現れてくる。装っているものを一枚一枚はがされて、正体を暴かれた気持ちになった。 朝...

身につまされました。少し肩の力をぬいて、自分を受け入れないと、カッコ悪いかもと思った。「生きがい」とか「死にがい」とか日々向き合っていないようで、無意識レベルで日常の行動に織り込まれて、人格となって現れてくる。装っているものを一枚一枚はがされて、正体を暴かれた気持ちになった。 朝井リョウさんは、自分を見つめ直させてくれる。

Posted by ブクログ

2024/09/03

この本で感じたことは、 争いは避けられないという現実。 だれかの上に立とうとする。 張り合ってしまう。比べてしまう。 人間のサガだと、改めてかんじた。 特に印象に残ったことは、 転校を実感する気持ちを表す言葉。 わたしも転校した経験があるが、 その時の気持ちを、ピッタリな言...

この本で感じたことは、 争いは避けられないという現実。 だれかの上に立とうとする。 張り合ってしまう。比べてしまう。 人間のサガだと、改めてかんじた。 特に印象に残ったことは、 転校を実感する気持ちを表す言葉。 わたしも転校した経験があるが、 その時の気持ちを、ピッタリな言葉で 表現してくれていて、救われたし、 なんだかスッキリした。

Posted by ブクログ

2024/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生きがいとは何か、他の者との対立について考えさせられる本。 時系列が少しずつ違う中物語が噛み合っていくのが面白い。 何かに熱中してる人っていうのはその活動のなかで生きがいを見出してる人で、それは他人のためというよりかは自分のためなんだろうなって改めて思った。 タイトルの意味をぼんやり考えていたけど、智也の言葉でなにかにのめりこむことっていうのは『生きがい』を求めてるんじゃなくて『死にがい』を求めてるんじゃないのっていうものが忘れられない。 『今この瞬間なら死んでもいい』と思えるくらいの幸せや充足感を何度も味わいながらタイトルのように死にがいを求めて私たちは生きているのかなって思った。 かといって無理やり熱中できるものを探すのは違う、熱中するものがあるときもあればそうじゃないときもあるんだろうな。 作品の中で答えを与えないのもすごくいいなって思った。

Posted by ブクログ

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