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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | エムオン・エンタテインメント |
| 発売年月日 | 2019/03/08 |
| JAN | 9784789736855 |
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商品レビュー
3.9
311件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瀬尾まいこさん、2冊目。心があったまるストーリー。 基本的には父と息子の掛け合いで話が進むが、男2人の話にここまで引き込まれるとは…。親目線、子目線の両側から多くのことを感じた。 互いに会わずして20年以上いたのだが、父が記す小説で繋がっていたのだと思わせる。 息子が言葉巧みなのは小説家の血筋では?と感じたり、父には不器用な優しさが垣間見える。 息子に対して盛んに出でくる、「表現力が乏しい」は愛情表現でしかないとも思える。 逆に父は、想像力が乏しいと言い放たれたり、言葉としてはきついけど、離れていたけど、親子だから許されるのだろう。 息子と接することで、少しずつ変わる父は、引きこもりから人間に戻る感覚か。 私自身と重なる部分もあった。 単身赴任の間、娘と会う頻度が減ったが、とっても素直に育っていることが、嬉しかったし、同時に妻の偉大さを感じたことを思い出した。私はなにも出来ていない感覚…それ故、今は娘との時間は貴重で、かけがえのないものだが。 最高傑作が息子…そうきたか。 最終的には美月と会わないのだろうと踏みながら読んでいたが、見事に外れた。笑 最終盤の3人での掛け合いは、より心がほっこりした。智のユーモア、美月の強さにより救われた父。
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ほんわか優しい気持ちになれる物語。 主人公の作家が50歳になってから、存在は知っていたものの会ったことのない成人した息子が訪ねてくる。 浮世離れした作家と、世慣れた息子のやり取りが面白い。 ファミチキが食べたくなった。
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⭐︎4.0 初対面の父と25歳の息子。ずっとほぼ引きこもり状態だった小説家の父が、朗らかで明るい性格の息子・智のペースに乗せられて少しずつ人との関わりをもっていく様が良かった。ちょこちょこクスッと笑えるところもあったり。最終的に智の母親も交えて3人で食事する場面があったり、それを...
⭐︎4.0 初対面の父と25歳の息子。ずっとほぼ引きこもり状態だった小説家の父が、朗らかで明るい性格の息子・智のペースに乗せられて少しずつ人との関わりをもっていく様が良かった。ちょこちょこクスッと笑えるところもあったり。最終的に智の母親も交えて3人で食事する場面があったり、それを楽しみにしている父親の姿が癒された。深いこと考えずにほっこりできる作品だった。
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