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南三陸日記 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2019/02/20 |
| JAN | 9784087458442 |
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南三陸日記
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商品レビュー
4.6
39件のお客様レビュー
涙なしでは読みきれない一冊。 大袈裟ではなくティッシュの山ができるほど泣いた。 震災の過酷さ、残された人の思いを考えるきっかけになる。 文章から写真という構成なので視覚からダイレクトにくる情報にも胸を打たれる、かつ切なくなる。
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東日本大震災から15年。 本とコさんの紹介で本書を知ることができました。 そして、本書を読んでようやくこの震災に向き合えることができたように思います。 朝日新聞の全国版に連載されたこのコラムに写真が添えられ、さらに8年後の様子までも収められた文庫版。 涙なしには読み終える...
東日本大震災から15年。 本とコさんの紹介で本書を知ることができました。 そして、本書を読んでようやくこの震災に向き合えることができたように思います。 朝日新聞の全国版に連載されたこのコラムに写真が添えられ、さらに8年後の様子までも収められた文庫版。 涙なしには読み終える事ができませんでした。 震災当日、私は安曇野にある病院の陣痛室にいました。 この日、私は出産予定日より10日過ぎた為、入院し陣痛促進剤を打ちました。 そしてまもなく陣痛が始まりました。 陣痛の感覚が10分おきになり痛みも等間隔でやってきて苦しみの真っ只中でした。 「地震?えっ?地震?」(この辺りは震度4) テレビカードを差し込みテレビをつけました。 東北沖で地震。 そのままテレビに齧り付きました。 もちろん陣痛が止まることはありません。 苦しみながらテレビを視聴し続けました。 「早く逃げて!早く!早く!」 もう泣きながらテレビを観続けました。 しかし、陣痛も10分置きにやってくるので体力も精神力もこれでは持ちません。 テレビを消しました。 しかし、その後も子宮口が開かず、10分置きにやってくる陣痛に耐えながら夜を越す事に。 翌朝、なんとか食事を口にします。 陣痛はやはり10分置きです。 しかし、長丁場になる事は承知してたのでテレビをつけました。 福島第一原発、爆発。 あ、日本終わった… しかし、陣痛は続きます。 そして余震が続く中、長野県栄村でも大きな地震。 絶望ですよね。 精神崩壊。 でも頑張らなくちゃ。産まなくちゃ。 しかし、陣痛は続けど子宮口は開きませんでした。 翌13日朝。 喋ることもままならなくなった私は先生に最後のお願いをしました。 「先生、切って下さい。お腹切って下さい」 と。 診察後、緊急帝王切開に。 母は限界でした。 なんとか意識を保ちつつ手術の同意書にサイン。 車椅子で手術室まで運ばれました。 そして夫立ち会いのもと手術が始まり、娘の産声が聞こえました。 元気に産まれてくれてありがとう。 この日の事は一生忘れられません。 たとえ、被災地に居なくとも… 悲しみと喜びが一度にやってきた、この日の事を。 いつまで経っても悲しみがセットです。 震災から15年が経っても、悲しみがセットです。 きっと、一生、セット、なんでしょうね。 でもこれは私が勝手に思うこと、です。 娘は元気にスクスク育ち、もうすぐ中学卒業です。 ありがたいことです。 今日も言いました、「あなたは一生、震災産まれだと言われる。特に、世間に出てから。でもそれは希望だから。あの日大勢の人が亡くなったその時に産まれたあなたは皆の希望だったのだから」と。 この震災を忘れず、教訓を繋いで行く事が使命だと。 本とコさん、ありがとうございました。 この本を読み、震災のありのままを知ることができました。毎年テレビなどの報道で震災を振り返りますが、育児にかまけ、忙しさを理由にちゃんと知ることを避けてきたように思えます。 一人一人に寄り添い、真実を伝えた本書に出会え、ようやく私は向き合えることが出来ました。 伝えて行くこと。忘れないこと。戻らないこと。
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筆者は東日本大震災が発生した直後から一年間、南三陸町に住み、週一回、朝日新聞に『南三陸日記』というコラムを連載した。本書はその文庫本化されたものである。一話ごとに写真が挿入されていて、話が写真が涙を誘う。生き抜いた人々に幸がありますよう祈る。
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