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四百三十円の神様 集英社文庫
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四百三十円の神様 集英社文庫

加藤元(著者)

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四百三十円の神様 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/02/20
JAN 9784087458435

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四百三十円の神様

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商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2024/10/04

どこにでもいそうな登場人物たちだが、色々なことを抱えながら生きている。クスッと笑えたり、胸に残る短編集。 「いれずみお断り」は心が震えた。「俺よりずっと上等な父親だったよ」この一言に涙が溢れた。

Posted by ブクログ

2024/07/08

加藤元さんの作品を読んだのは、本書で4冊目となりました。 初めに読んだ『嫁の遺言』☆5の衝撃があまりにも「凄く」、続いて読んだ『金猫座の男たち』☆4、『ごめん。』☆5にも深い感銘を受け、加藤さんの全作品を読むと決心した後の1冊目が、本書『四百三十円の神様』です。 以上の経緯を...

加藤元さんの作品を読んだのは、本書で4冊目となりました。 初めに読んだ『嫁の遺言』☆5の衝撃があまりにも「凄く」、続いて読んだ『金猫座の男たち』☆4、『ごめん。』☆5にも深い感銘を受け、加藤さんの全作品を読むと決心した後の1冊目が、本書『四百三十円の神様』です。 以上の経緯を経て読んだ本書の評価ですが、☆4となりました。 『嫁の遺言』と同じように全7話で構成される短編集であることから、どうしても比べてしまうことで、ちょっと損をしたのかもしれません。 もし、加藤さんの最初の作品として本書を読んだのならば、☆5だったと思います。 それほどまでに、本書は面白いと同時に、共感できる場面・文章がいくつも含まれており、十分に楽しませてもらった「傑作」でした。 (私のささやかな決心の正しさが証明されたことでもあり、とても嬉しいですね!) 収録されている全7話の全てが面白く、またテーマもバラエティーに富んでおり、加藤さんの作家としての実力を改めて実感できたのですが、本書のタイトルでもある『四百三十円の神様』と『いれずみお断り』、『鍵は開いた』は、「傑作」揃いの収録作品の中でも秀抜でした。(ラストで目頭が熱くなる方が多いのでは?) また、本書の解説を書かれている方(田口幹人さん・書店員)は、『嫁の遺言』でも書かれているのですが、その内容・文章がとても素晴らしいですね。 プロの文芸評論家とは違った、加藤さんの作品に惚れ込んだ一読者の視点からの解説となっており、大いに共感しながら読んでいました。 両作品の解説を読めば、加藤さんがどのような作家であるか、また、作品がいかに面白くて優れているか理解出来ると思います。 これほどの解説にお目にかかれるのは、なかなかない事かもしれません。 最後に、『嫁の遺言』、『金猫座の男たち』の本文や、あとがき、解説に「おとぎ話」という言葉が出てきますが、本書でもある作品の文章と解説(帯にも)に出てきます。 確かに、加藤さんの作品を読んでいると「大人のおとぎ話」の世界にいるような感覚になっていることに、ふと気づくことがあります。 もしかすると、私が加藤さんの作品に魅了される一番の理由は、それかもしれません。

Posted by ブクログ

2024/03/17

とっても読みやすい本。 短編なせいもあるけど、気楽に気軽に読み終えられます。 わたしはたまたま、この本の前に億り人になるって言う、やたら盛大に借金して、投資せよ! そしたら、一か月で億万長者だ!っていう本と、月15万で楽しく暮らす。ひっそり生きる。っていうとても若い人とは思え...

とっても読みやすい本。 短編なせいもあるけど、気楽に気軽に読み終えられます。 わたしはたまたま、この本の前に億り人になるって言う、やたら盛大に借金して、投資せよ! そしたら、一か月で億万長者だ!っていう本と、月15万で楽しく暮らす。ひっそり生きる。っていうとても若い人とは思えない、非好奇心の若者のリアル本を読んだあとに、 四百三十円の神様っていうフィクション読んだもんだから。 大変申し訳ないんだけど、ノンフィクションのパンチ力半端なさ過ぎて、いや四百三十円って、億万長者にもなれなければ、15万で細々くらす若者にしてみたら、しょーもないっていう。なんとも言えない、現実と非現実のギャップ。しかも、 現実のほうが激しめ。 っていう本の読み方してしまったもんだから。 読んで頭からサラーと流れて行ってしまって、読んでる間はそこそこ楽しんだけど、 じゃ、全体通してどうだった?って聞かれたら。 いやーなんだろ。 凄まじい現実をマイルドに表したフィクション。みたいな感じかな。笑 ホント、案外その辺のママの話聞いてるほうが、モノすごいストーリー背負ってたりするもんなのよね。 笑 #現実は小説より激しめ #どうってことない金額 #どっちつかず #また、わたしはなんでこんな金がらみの本を選んだのか #精神的な何かか!? #神のお導きか #億万長者から四百三十円まで #どうなのよ #なんなんだ? #月15万生活のひっそりした若者 #お金はあるけど経験少なめ #経験貧乏 #まさに!!!!

Posted by ブクログ

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