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警察庁長官狙撃事件 真犯人“老スナイパー"の告白 平凡社新書903
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2019/02/18 |
JAN | 9784582859034 |
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警察庁長官狙撃事件
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警察庁長官狙撃事件
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00032308/
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1995年の警察庁長官狙撃事件の「真犯人」と目される老テロリスト・中村泰については、すでに他の文献、特に鹿島圭介『警察庁長官を撃った男』(新潮文庫、2012年)が、別件で服役中の本人とのコンタクトや、アメリカ由来の武器入手ルート、警察上層部による握り潰しも含めて詳細を明らかにし...
1995年の警察庁長官狙撃事件の「真犯人」と目される老テロリスト・中村泰については、すでに他の文献、特に鹿島圭介『警察庁長官を撃った男』(新潮文庫、2012年)が、別件で服役中の本人とのコンタクトや、アメリカ由来の武器入手ルート、警察上層部による握り潰しも含めて詳細を明らかにしており、本書の前半は基本的に既知の事実を追認するだけになっている。アカデミズムでは「先行研究」に必ず言及しなければならないのに対し、ジャーナリズムではそうした慣習がないことは知っているが、本書の取材を始めたのが鹿島の著作が上梓された後(2014年)である以上、あたかも「はじめて知りました」というような筆致に違和感は拭えない(「盗作」との誹りを免れない)。 本書オリジナルの内容は、これまで詳細が不明だった中村の「共犯者」を明確に特定したことだが、この件に関しては著者らがもたらした中村の書簡を元に、定年間際だった警視庁の担当捜査官が「再捜査」した結果として行き着いている。公訴時効が成立しているとはいえ、このプロセスは報道倫理・取材倫理上グレーゾーンと考えられ、「取材情報」と「捜査情報」の共有がどこまで許されるのか、危うさを含んでいる。大きなスクープではあるのだが、総じてモヤモヤしたものが残るノンフィクションだった。
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知られざる日本の歴史や普段自分が関わることがない、または、一生知り得ないような世界を垣間見ることができた。
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