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余白の春 金子文子 岩波現代文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2019/02/16 |
| JAN | 9784006023041 |

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余白の春 金子文子
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
金子文子は過剰な生命力故にこのような人生だったのか。恵まれたとは言えない生活環境故にこのような気性となったのか。圧倒される。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瀬戸内静寂の本を初めて読んでみたが、さすがに女性を描く力、見る力は凄いと感じさせられた。金子文子の獄中手記「何が私をこうさせたか」の内容を現地踏査をふまえて掘り下げている。 瀬戸内によると、文子自身は、小さい頃から貧乏に苦しめられたが、文子の母の実家は、それなりの裕福な家であったらしい。文子の手記の中に着物についての表現があったが、全くの貧乏の家では、このような着物を目にすることもないだろうと思われた。その通りであった。 文子は家庭を破壊し尽くした父母について、辛辣な言葉を吐いている。完全な父、母との決別と読んだが、これは文子自身も気づいていないかもしれない父母への満たされることのない求愛だったとの瀬戸内の指摘は、なるほど、文子23歳でしかなかった。 1人の人間として考えを完成させた、思想主義、権威によらず、そのほか何ものにもよらず、自分自身を生きるとした文子。故に最後は縊死せざるを得なかったことが、瀬戸内のこの本でより理解することができた。
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ブレイディみかこの「両手にトカレフ」を読んで金子文子を知った。23歳で夭折するも、何と凝縮された人生だったことか。映画も見てみたいと思った。
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