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家族という呪い 加害者と暮らし続けるということ 幻冬舎新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/01/30 |
JAN | 9784344985339 |
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家族という呪い
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
阿部さん2連続はきついかなと思いつつ手元にあったのを思い出して読了。 タイトルがもうすごい。けれどもそう思って暮らしている人は実は結構多いのてはないかと思います。 本書で扱われる犯罪は意図的にまとめたのでしょうけど性犯罪が多かったように思います。 ここで選ばれたものが代表的だったのかもしれないですが、こうしてみると犯罪を起こしてしまった人に問題があるのはまぁ当然としてもむしろその家族の方に問題があるのではと思われるケースがとても多かったです。まとめる阿部さんの主観が投影されるからそれもやむを得ないかとも思うのですが。 最後の方の章の中に「司法の限界」という項目がありその中に「裁判は、責任に応じた量刑を判断するところなので家族病理を検証するには限界がある」という文があります。確かにそういう面は大きいかもしれません。自分も今の司法には不信を感じている面もあり、裁判というのは決して真実を明らかにするためのものというわけでないとも感じるし、時代の流れや世論などでも量刑も案外変わってしまったりする制度なのではないかと感じます。(もちろんそう簡単なものでもないのは理解してますが) 家族のおせっかいが決してその関係性にいい影響にならないこと、過干渉とも著者は言い換えてますがおせっかいというより過干渉や圧力と言うべきかもしれません。社会とのつながり、それもできるだけ横のつながりを広げていくことを大事にするなど、わかっていてもなかなかできないだろうことを改めて訴えられています。 本書を手にする人とはどんな人でしょうか。家族を何とかしたい人、つらい目にあってきた人、これからどうしたらいいかヒントが欲しい人…。 何か救いが少しでも得られると良いと思います。
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事例と意見的なものがごっちゃになっててちょっと分かりにくい感じはした。でも、身に染みるというか、恐ろしい。いつ自分が被害者になるかもしれず、加害者家族になることもあるのだ。性犯罪の事例が多く、それも恐ろしかった。ほんと、それでも夫婦関係を維持する人の気が知れないけど、まぁ人のことをどうこう言う必要はないわな。こないだ読んだ朝日新聞の「きょうも傍聴席にいます」シリーズも、家族間殺人が多かったもんな。心中しかり、介護殺人しかり。
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文章は平易でとても分かりやすくて読みやすいのだけれど、なにせ書かれていることがしんどくて.前半は胃を痛めながら読みました…でも読んでよかった。本当にいつ誰が加害者の家族になってもおかしくないんだなって… 差別とは「個人の否定」という言葉が出てきて、多様性を認める、ということはも...
文章は平易でとても分かりやすくて読みやすいのだけれど、なにせ書かれていることがしんどくて.前半は胃を痛めながら読みました…でも読んでよかった。本当にいつ誰が加害者の家族になってもおかしくないんだなって… 差別とは「個人の否定」という言葉が出てきて、多様性を認める、ということはもしかしたら差別の根絶なのかもしれないと思った。とても極端な結論なのかもしれないけれど。
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