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あひる 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/01/24 |
JAN | 9784041074435 |
- 書籍
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あひる
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商品レビュー
3.8
236件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
表題作は、読んでいて怖くて怖くて仕方なかった。ホラーの域だった。 最初はあひるの「のりたま」を飼うことになったという、可愛くて微笑ましい滑り出しだったのに、話が進むにつれて小さな違和感がやがて大きなズレになっていく。 名前すら覚えてない近所の子どもの誕生日パーティーを開くのも怖いし、当日誰も来なかったのも怖い。のりたまが3代目だということもみんなわかっているし、この家族は決して慕われているわけではない。 しきたりみたいなものは家の数だけあって、その家庭では普通のことが、外から見ると異様に見える場合は往々にしてあると思う。本人たちはその異様さにまったく気づかないのだ。 この居心地の悪さを、でも当人たちには普通のことを、そのまま描きだしているところがすごい。語り手の無邪気さに不気味なものを感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
解説にもある通り、何について書かれているのか一言で言い表せない。テーマが分からない。そこが良さになっている感じがある。 あひる おだやかな小説のふりをして違和感だらけの不気味な話。 あひるを選んだのが絶妙。今までかわいいと思ってきたけどあの造形ってよくよく見ると奇妙だよな。。。 完璧に構築されている傑作。 おばあちゃんの家 こちらも全体にただよう不気味さがよいのだが、最後はちょっと読者を置いてけぼりにして不思議な方向にいきすぎた感じがやや滑っているかな。 森の兄妹 ヘンゼルとグレーテルを思わせる、童話の雰囲気をまとった作品。兄妹から距離をおくお母さんだなと思いながら読んでいたら、最後に突然の甘やかしてくるのは何だったのか。
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子供の視点からやわらかい文体で描かれる不穏な世界。ずっと霧の降りた森の中にいるような物語。誰かが見ないようにそっとしまっているものを見てしまった時の気まずさ。
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