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あひる 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2019/01/24 |
| JAN | 9784041074435 |
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あひる
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商品レビュー
3.8
270件のお客様レビュー
ずっと不気味な印象だった、それを解説されるわけでもないから何も明かされることがないまま、スッキリしないまま終わるそんな感覚だった。 ちょっと難しいので解説読みたい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あひる、おばあちゃんの家、森の兄妹の三遍。 あひるで、お誕生日会の夜にやってきたのは、ただの 図々しい子どもだろうと思っていたら、翌朝主人公が あひるに感謝していたのので驚いた!そんな純粋な思考は生まれなかった笑 両親と子どもたちの振る舞いに もやもやしながら読んでいた。そして兄夫婦の赤ちゃんが産まれたことで、あっけなく壊されるあひる小屋。 安心や幸せな気持ちを得る為に、何かに依存するのは 普通のことなんだけど、こうして物語として淡々と 語られると、結構怖いことをしているんだなあと思う。 おばあちゃんの家では、おばあちゃんの足腰が弱いはず なのに、そうとは思えないエピソードが出てくる。 すぐ隣に住む、血の繋がりのない息子夫婦に何か遠慮しているの?認知症かなにかで、そのストッパーが外れて自由に振る舞えるようになった?なら良かった。 話し声やおはぎの件は、森の兄妹とのお話の繋がりで多分モリオにあげていたんだろうと真相が分かって少し安心。 森の兄妹のモリオはいじめられっ子。おばあちゃんとの 交流を戸惑いつつ楽しんでいた。でも、拾った汚い手袋でマンガを読んでいるのをお母さんに見られたことで、 (多分)全巻買ってもらうことができた。それから二度と おばあちゃんに会いに行くことはなかった。 あひるや、おばあちゃん。人はそのとき自分に、 より必要なものを選んで、それまで依存していたものを 切り捨てる。捨てるという意識すらないかも。自分も 無意識に、いろんなものを捨てて生きているんだなあ、と怖くなった。
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今村夏子のユニークさは万人が感じ入るところであろう。 だけど、なぜユニークなのか、と問われると言い淀んでしまう。明確に示すのが難しいこともあるが、明確にしてしまうことをためらわせる仄暗い場所にその魅力が隠されている。平時では見えないふりをしている人間社会の裏側が顕現しまうことが...
今村夏子のユニークさは万人が感じ入るところであろう。 だけど、なぜユニークなのか、と問われると言い淀んでしまう。明確に示すのが難しいこともあるが、明確にしてしまうことをためらわせる仄暗い場所にその魅力が隠されている。平時では見えないふりをしている人間社会の裏側が顕現しまうことが恐ろしい。 では、「あひる」について。 愛くるしいあひるを介して育まれる一般的な家庭と近所の子どもたちとの触れ合い。和気あいあいであるべきテーマである。ハートウォーミングな展開も期待できる。だが当然、裏切られる。 語り手の不遇、家族間の不和、新興宗教の影、弟の粗暴と人間の実存に関わる問題がぽつりぽつりと現れてくる。主人公の一人であるあひるすら存在が安定しておらず、この物語の不穏さがどんどん際立ってくる。 物語のラストでは、主人公の取り巻く環境に小さくない変化が生じる。周囲を構成する要素が改変される。変化していく環境と、以前と変わらない生活が続く主人公との乖離。同じ空間で過ごしているのに違う世界に住むような違和感がある。主人公の未来や展望が期待できない、滞留している水たまりのような不衛生な暮らしが続くことを予感させる。 ネタバレ回避で観念的な感想となってしまうが、語り口の平易さと物語に通底する人間社会の不条理さを感じさせるテーマとのアンバランス。今村夏子にしか表現できない読み応えが、癖になる。
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