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あひる 角川文庫
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あひる 角川文庫

今村夏子(著者)

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あひる 角川文庫

¥572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/01/24
JAN 9784041074435

あひる

¥572

商品レビュー

3.8

218件のお客様レビュー

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2024/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章の上手さ、面白さからちょっとニヤけるけど 内容が不気味でちょっと怖い。 この今村夏子作品の感じが大好き! 「子供を家に呼ぶ道具」としてしか見てなくて 壊れたら買い替える感覚が怖い。 最初は、あひるで子供を釣って 次は食べ物、飲み物、ゲームで釣る。 あくまで「子供」に固執してるから 子供の名前は覚えてすならいし、 子供が家で騒ごうが気にもしない。 だけど、実際に孫ができれば あひるだろうが、他人の子だろうが どうでも良くなる。この感じって なんか分かるけど節操なくて怖い。

Posted by ブクログ

2024/05/19

4.0点 ただ日常の状況を淡々と語っているだけなのに、 だんだんと不穏な空気になっていく どの描写に不安を感じたのか?自分でも分からない。それが更に不安を、煽ってくる。 「あひる」では、どうしてこの描写を入れる必要があったんだろう?と疑問に思う箇所がいくつかあるんだけど、その描...

4.0点 ただ日常の状況を淡々と語っているだけなのに、 だんだんと不穏な空気になっていく どの描写に不安を感じたのか?自分でも分からない。それが更に不安を、煽ってくる。 「あひる」では、どうしてこの描写を入れる必要があったんだろう?と疑問に思う箇所がいくつかあるんだけど、その描写をイメージすると、なんとも言えない恐怖を感じてしまう。これって私だけなのかな。。 一見、ハッピーエンドのようなラストだけど、家族ひとりひとりに心の闇や問題があるのが感じられるし、はしゃぐ姿が逆にホラー味があって恐ろしい。 どうやったらこんな小説が書けるんだろう。凄すぎ。 他2作品も子ども目線から書かれた読みやすい文体ながらも、不穏な空気は健在。二つが繋がってくる構成も秀逸。

Posted by ブクログ

2024/05/05

いつか読みたいと思っていた今村夏子さん。なるほど独特。表題の他は繋がりがある短編二篇だけれど、その繋がりに意味や意図があったかというとはたして。劇的な結末を望む人には合わない作家かも。あと一、二冊読んでみたいな。

Posted by ブクログ

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