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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/01/24 |
JAN | 9784041074435 |
- 書籍
- 文庫
あひる
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あひる
¥572
在庫なし
商品レビュー
3.8
218件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文章の上手さ、面白さからちょっとニヤけるけど 内容が不気味でちょっと怖い。 この今村夏子作品の感じが大好き! 「子供を家に呼ぶ道具」としてしか見てなくて 壊れたら買い替える感覚が怖い。 最初は、あひるで子供を釣って 次は食べ物、飲み物、ゲームで釣る。 あくまで「子供」に固執してるから 子供の名前は覚えてすならいし、 子供が家で騒ごうが気にもしない。 だけど、実際に孫ができれば あひるだろうが、他人の子だろうが どうでも良くなる。この感じって なんか分かるけど節操なくて怖い。
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4.0点 ただ日常の状況を淡々と語っているだけなのに、 だんだんと不穏な空気になっていく どの描写に不安を感じたのか?自分でも分からない。それが更に不安を、煽ってくる。 「あひる」では、どうしてこの描写を入れる必要があったんだろう?と疑問に思う箇所がいくつかあるんだけど、その描...
4.0点 ただ日常の状況を淡々と語っているだけなのに、 だんだんと不穏な空気になっていく どの描写に不安を感じたのか?自分でも分からない。それが更に不安を、煽ってくる。 「あひる」では、どうしてこの描写を入れる必要があったんだろう?と疑問に思う箇所がいくつかあるんだけど、その描写をイメージすると、なんとも言えない恐怖を感じてしまう。これって私だけなのかな。。 一見、ハッピーエンドのようなラストだけど、家族ひとりひとりに心の闇や問題があるのが感じられるし、はしゃぐ姿が逆にホラー味があって恐ろしい。 どうやったらこんな小説が書けるんだろう。凄すぎ。 他2作品も子ども目線から書かれた読みやすい文体ながらも、不穏な空気は健在。二つが繋がってくる構成も秀逸。
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いつか読みたいと思っていた今村夏子さん。なるほど独特。表題の他は繋がりがある短編二篇だけれど、その繋がりに意味や意図があったかというとはたして。劇的な結末を望む人には合わない作家かも。あと一、二冊読んでみたいな。
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