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お好み焼きの物語 執念の調査が解き明かす新戦前史
定価 ¥2,200
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新紀元社 |
発売年月日 | 2019/01/21 |
JAN | 9784775316672 |
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お好み焼きの物語
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
実は大阪でなく東京でお好み焼きは生まれた。それは遊女との会食(自分で作るため擬似夫婦イベント)のためだった。大阪ではそれがなくなり、店員が焼くようになった
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お好み焼きがどのようにして成立したのかを文献調査から明らかにする。お好み焼きはなぜ「イカ天」「豚天」などと「天」がメニュー名になるのかといったことをはじめ、掘っていくといろいろと興味深い。もともとは屋台で「文字焼き」として水溶き小麦粉を子どもに焼かせるものに端を発し、洋食のパロデ...
お好み焼きがどのようにして成立したのかを文献調査から明らかにする。お好み焼きはなぜ「イカ天」「豚天」などと「天」がメニュー名になるのかといったことをはじめ、掘っていくといろいろと興味深い。もともとは屋台で「文字焼き」として水溶き小麦粉を子どもに焼かせるものに端を発し、洋食のパロディとして鉄板でソース味のものを提供するようになって「お好み焼き」というジャンルが成立したという説を本書はとっている。「もんじゃ焼き」は「文字焼き」から派生して、天ぷら系お好み焼きの影響を受け、キャベツやソースを導入し、戦後に発展したものだという。ソースがもともとは(イギリスの本家を含め)しょうゆベースのものだったという発見や、ソースさえかかっていれば「洋食」の扱いだったという習慣だとか、なかなかおもしろい。
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昔、Kindle限定で出ていてプライムで無料で読んで面白かったものが大幅な加筆修正されて出てきたので購入して再読。大昔のことを少ない資料から類推して記述していくのと真逆で膨大なお好み焼きに関する資料を踏まえてその発展の歴史を紐解いたもの。ソースの変遷などもあってかなり面白い。そし...
昔、Kindle限定で出ていてプライムで無料で読んで面白かったものが大幅な加筆修正されて出てきたので購入して再読。大昔のことを少ない資料から類推して記述していくのと真逆で膨大なお好み焼きに関する資料を踏まえてその発展の歴史を紐解いたもの。ソースの変遷などもあってかなり面白い。そして何より感心させられるのは本作が、恐らく今日的な手法なのだろうけどネットなどを中心に資料を読み解き整理していくことで成立していることでいわゆる従来型の取材などは行われていない、ということだろう。ノンフィクションというと関係者の取材の量がまずは、みたいなところがあるように思うけども極端にいうと引きこもりでもできる、という点で新しいノンフィクションなのかなという気がする。もちろん内容もかなり面白くておすすめできます。
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