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ミス・マープルと13の謎 創元推理文庫
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ミス・マープルと13の謎 創元推理文庫

アガサ・クリスティ(著者), 深町眞理子(訳者)

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ミス・マープルと13の謎 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/01/12
JAN 9784488105464

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ミス・マープルと13の謎

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商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2024/09/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

ミス・マープルシリーズの初登場作品である短編集。 収録作品はなんと13編。 〈火曜の夜〉クラブ アシュタルテの祠 消えた金塊 鋪道の血痕 動機対機会 聖ペテロの指の跡 青いゼラニウム コンパニオンの女 四人の容疑者 クリスマスの悲劇 死のハーブ バンガローの事件 水死した娘 古典的ミステリーだが軽妙で読みやすく意外性も含まれお勧めしやすい作品ばかりである。 とはいえ、クリスティファンであればなんとなく、見覚えのある筋立てのものもあり、それもまた面白さにつながるだろう。

Posted by ブクログ

2024/05/04

 安楽椅子探偵の代表格であるミス・マープルの13の事件を扱った短編集。『火曜クラブ』という集まりで語り手が語った不思議な事件や出来事をミス・マープルが話を聞いただけで真相を的中するのがすごかったし、最後の『水死した娘』で序盤から犯人を当てて「さすがエルキュール・ポアロと肩を並べる...

 安楽椅子探偵の代表格であるミス・マープルの13の事件を扱った短編集。『火曜クラブ』という集まりで語り手が語った不思議な事件や出来事をミス・マープルが話を聞いただけで真相を的中するのがすごかったし、最後の『水死した娘』で序盤から犯人を当てて「さすがエルキュール・ポアロと肩を並べる名探偵だ。」と感心した。長編作品も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2023/10/01

「愚かなひとたちは世のなかにたくさんいます。愚かだからこそ、なにをしても、すぐにばれてしまう。ところが、愚かでないひとたちだって、世のなかにはけっこういるわけで、そういうひとたちが確固とした道徳観念をそなえていないかぎり、いったいなにをしでかすか、思えばみぶるいがしてくるはずです...

「愚かなひとたちは世のなかにたくさんいます。愚かだからこそ、なにをしても、すぐにばれてしまう。ところが、愚かでないひとたちだって、世のなかにはけっこういるわけで、そういうひとたちが確固とした道徳観念をそなえていないかぎり、いったいなにをしでかすか、思えばみぶるいがしてくるはずですよ」 2021/12/13読了 『スタイルズ荘の怪事件』がポワロ初登場作なら、本作がミス・マープルの実質的初登場作。「こういう人は、こんなことをするだろう(しないだろう)」という思い込みの盲点をしばしば突いてくるクリスティだが、思えばその2大探偵も「らしくない」ことでは共通している。ポワロは、大戦で英国に亡命してきた妙なベルギー人、そしてミス・マープルは地元の村から殆ど出たこともない婆ちゃんである。人は見かけに依らないことがあり、見た目で侮ってかかるなど以ての外――-というメッセージが込められている訳ではないだろうけど。

Posted by ブクログ

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