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ムーンナイト・ダイバー 文春文庫
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ムーンナイト・ダイバー 文春文庫

天童荒太(著者)

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ムーンナイト・ダイバー 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/01/04
JAN 9784167912055

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ムーンナイト・ダイバー

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商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2025/10/01

ナイトダイビングというものが本当にあるのかと思ってしまったのだが、検索してみたら結構あって、なんて幻想的なんだろうと。昼間とは違うものが見えて、感じて、そこには昼間には言葉にできない感情が浮き上がってくるんだろう。大切な人の思い出とか、伝えられなかった言葉、踏み出せなかったこれか...

ナイトダイビングというものが本当にあるのかと思ってしまったのだが、検索してみたら結構あって、なんて幻想的なんだろうと。昼間とは違うものが見えて、感じて、そこには昼間には言葉にできない感情が浮き上がってくるんだろう。大切な人の思い出とか、伝えられなかった言葉、踏み出せなかったこれからの一歩。悼む人から続く鎮魂によって、登場人物たちの思いが浮き上がってくる。海底から上がってくる際の水泡の音が大きくなって聞こえるくるような、そんな結界を超えて戻ってくるようなイメージ。息を止めているようなシーンが続いて、話は単調な流れではあるが、結構集中して読めました。

Posted by ブクログ

2024/07/21

タイトルと文庫版の表紙に惹かれ手にとったのでテーマも知らず読み始めたが、ありきたりでない設定とストーリーでよかった。 文章が、描写が、美しいと感じた本は久しぶりだった。海、夜、街、光…どの描写も美しかった。 情欲の描写が多いことに、初めは違和感と疑念を抱いた。だが、海に沈むもの...

タイトルと文庫版の表紙に惹かれ手にとったのでテーマも知らず読み始めたが、ありきたりでない設定とストーリーでよかった。 文章が、描写が、美しいと感じた本は久しぶりだった。海、夜、街、光…どの描写も美しかった。 情欲の描写が多いことに、初めは違和感と疑念を抱いた。だが、海に沈むものを通して生死の記憶に触れ、死に晒される行いの反動として、肉を食らい、欲が溢れることが表現されているのは、この作品をただの小綺麗なハートフル小説にはさせない、重要なキーとなっていたのかもしれない。 あとがきに代えられた祈りの文章から、作者がどれだけの誠意をもって震災と作品に向き合ってきたかが伝わった。「生きている人たちが、幸せになることこそが、失われた命に向けての、誠実な祈りになる」という作者の想いはこの作品で十分に表現されていたと思う。だが、そのあとがきを読んで初めて、作品と作者の想いが完結したと感じた。そこで初めて、すべてが腑に落ち、自身の中にストンと落ちた。これが、"私にとっては"小説としては少し物足りなかったことを示しているように感じた。

Posted by ブクログ

2023/02/25

図書館から借りたので、ハードカバーで。 息苦しくなりました。 夜の海に潜るということが、私が、ダイビングができないからという理由もあるけれど、 地震と津波で親族や友人などを亡くされた人の思いが、重くのしかかるよう。 そんな暗い海にひとりで潜ることなんて、恐怖でしかない。 舟作...

図書館から借りたので、ハードカバーで。 息苦しくなりました。 夜の海に潜るということが、私が、ダイビングができないからという理由もあるけれど、 地震と津波で親族や友人などを亡くされた人の思いが、重くのしかかるよう。 そんな暗い海にひとりで潜ることなんて、恐怖でしかない。 舟作は、感覚も強いみたいだから、目に見えないものを、いろいろ感じとるだろうし。 いろいろあって、生きることは苦しいけれど、みんな、なんとか前を向いて生きている。

Posted by ブクログ

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