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償いの雪が降る 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2018/12/20 |
| JAN | 9784488136086 |

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償いの雪が降る
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商品レビュー
4.1
76件のお客様レビュー
美しい物語。なんといっても、日本語のタイトルが素敵。原作は ”The Life We Bury”。「償いの雪が降る」の方が断然、詩的。 語り手は大学生のジョー。彼のまっすぐな姿勢に心打たれます。課題で、老人ホームの入居者から話を聞いてレポートを書くことになるのですが、話を聞く相...
美しい物語。なんといっても、日本語のタイトルが素敵。原作は ”The Life We Bury”。「償いの雪が降る」の方が断然、詩的。 語り手は大学生のジョー。彼のまっすぐな姿勢に心打たれます。課題で、老人ホームの入居者から話を聞いてレポートを書くことになるのですが、話を聞く相手は30年前に少女暴行殺人で有罪となった男。余命わずかの病で仮出所して、施設で最後の時を過ごしている人物・カール。30年前、カールは無罪を主張しつつも司法取引に応じることはなく、迅速な裁判を要求したことが判明します。当時 弁護をした人物は「カールが刑務所に入りたがっているように感じた」と言います。これは伏線となって、後半、カールの人物像を浮き立たせます。インタビューを続けるうち、ジョーはカールがベトナム戦争で負った深い心の傷に触れ、ジョー自身の11歳の時の忘れられない事件と呼応していくことに。そしてそのことが、敢えて困難で危うい行動をジョーに取らせることになってしまい…。 31章で、カールが来世について哲学的に語る場面が好き。来世があるという考えは間違っているかもしれない。だとしたら、永遠の時の中で、これが生きる唯一無二のチャンスかもしれない。それに気づいた時、ただ存在するだけでなく、生きることに決めたとジョーに語るのです。しかし、そんなカールに時間はあまり残されていません。 様々な悲惨な事件や事故が語られるのですが、この物語の底には、常に静かで美しいものが流れ続けているのを感じます。それは、ベッドの上でカールが見たいと口にしていた雪のイメージと美しく重なります。読後に爽やかで温かいものを残してくれる作品でした。
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タイトルと装丁にひかれて新たな作家に手をだす。 タイムリリミット型でもあるしジョーの成長とトラウマを乗り越えていく人間ドラマでもある。 死刑囚が本当に殺人を犯したのか…? それとも真犯人がいるのか…? この謎を提示されると読まずにはいられないのだ! 結末は読んでみて! 次...
タイトルと装丁にひかれて新たな作家に手をだす。 タイムリリミット型でもあるしジョーの成長とトラウマを乗り越えていく人間ドラマでもある。 死刑囚が本当に殺人を犯したのか…? それとも真犯人がいるのか…? この謎を提示されると読まずにはいられないのだ! 結末は読んでみて! 次作も気になる作家がまたひとり誕生しました! ぜひ〜
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授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタビューに応じる。話を聴いてジョーは事件に疑...
授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタビューに応じる。話を聴いてジョーは事件に疑問を抱き、真相を探り始めるが…。バリー賞など三冠の鮮烈なデビュー作! ー以上文庫うらすじより引用 まきさんにだいぶ前にお勧めいただいた本です。 コメントで「まことさんの好きな本かもしれない」とおっしゃってくださり、絶対に読まなきゃと思っていました。 確かに好きな本でした。 でもこの本が好きなのは私だけでなく読まれた皆さん全員ではないかと思います。 バリー賞など三冠の他にAmazonの「2014年・私たちの大好きな本」にも選ばれているそうです。 主人公の大学生ジョーは恋人のライラ、自閉症の弟と共にカール・アイヴァソンの無実を確信し真犯人を探し出そうとしてさまざまな危険な目に遭います。 ストーリーはそこで今度はそうくるのか、えー、やっぱりと、いくら主人公たちが危険にさらされても絶対に最後はハッピーエンドなんでしょう?と思いながら読める安心感がありました。 お勧めくださったまきさん、ありがとうございます。 この本、自分の本棚確認したら2022年12月10日に一度本棚登録していたのですが、改めて登録しなおしました。 いつか機会があれば続編も読んでみたいです。
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