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海苔と卵と朝めし 食いしん坊エッセイ傑作選
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海苔と卵と朝めし 食いしん坊エッセイ傑作選

向田邦子(著者)

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海苔と卵と朝めし 食いしん坊エッセイ傑作選

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/12/15
JAN 9784309027654

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海苔と卵と朝めし

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商品レビュー

3.9

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2024/06/06

これはもうタイトル買い。 香ばしい海苔にちょっとお醤油つけてご飯に巻いて食べる朝ごはん、大好きだった。あと母の作った厚くて甘い卵焼きと、欲を言えばお味噌汁。これ以上はない。 そんな日常の食にまつわるお話から、海外旅行先の珍しい料理のお話まで、飽きることなく楽しめた。 あと...

これはもうタイトル買い。 香ばしい海苔にちょっとお醤油つけてご飯に巻いて食べる朝ごはん、大好きだった。あと母の作った厚くて甘い卵焼きと、欲を言えばお味噌汁。これ以上はない。 そんな日常の食にまつわるお話から、海外旅行先の珍しい料理のお話まで、飽きることなく楽しめた。 あと、食卓から垣間見える当時の家族のあり方とかね。 私は、父が苦手で。ほとんど話もできない。理由は明確で。傷つきたくないから。  なんでも自分が正しくて、他人のことを考えた発言など聞いたことがない。母を、唯一上に立てると思い込んで横柄な態度を取る。気に食わなければ怒鳴り散らし、暴力もたまに。自分のことしか考えられないから、自分のやりたいように振る舞うために、本人は意図しなかったとしても「この人は子供なんてほしくなかったのだろう」というメッセージを幼い頃から受け取り、それ故に関わることをやめてしまった。辛くなるだけだから。 この本読んでると、家父長制がまだ色濃く、父親もその影響を受けてるんだろう、と思う。…でもそんなのとっくに分かってた。分からないのは、時が流れ、価値観も変わるのに、なぜ頑なにそこから変わろうとはしなかったのか、ということだ。 もういい歳の親に、変わることは求められない、私が変わらなきゃと、頑張って色々した。でももう、やり尽くした。関わらない(これができないのは母がいるから)か、彼が変わろうとするかのどちらかしか、残されてない。 嫌なのは。関わらずに今生の別れになった時、私が自分を責め続けるであろうということだ。一生。 苦しい。素敵な本なのに、その苦しさを思い出してしまった。

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2023/11/05

向田邦子の本、いつか読んでみたいと思っていたので読んでみた。 わたし、食べ物のエッセイの話、すきだし。 けど、思ってたのと違った。 向田邦子、思っていたよりも昔の人だった。 だから、文体や言葉が今では聞き慣れないものが多く、少し難しかった。 でも、エッセイはやっぱり人柄が出て、い...

向田邦子の本、いつか読んでみたいと思っていたので読んでみた。 わたし、食べ物のエッセイの話、すきだし。 けど、思ってたのと違った。 向田邦子、思っていたよりも昔の人だった。 だから、文体や言葉が今では聞き慣れないものが多く、少し難しかった。 でも、エッセイはやっぱり人柄が出て、いいなあ。向田邦子は自分を卑下することで面白おかしく軽快な文章を書く人なんだな、と思った。 日常の食べ物について、こんなに語れるのはすごいと思う。 対してわたしは、食いしん坊だ、食べることが好きだ、と言っておきながら、「おいしい」「おすすめ」以外のボキャブラリーで好きな物を表現出来ない。

Posted by ブクログ

2023/10/07

向田邦子の食への執着につい共感してしまい、にやにやしながら読んでいた。 特に「海苔巻の端っこ」の話が好き。南部煎餅のまわりにはみ出した薄いパリパリの部分なんてまさにそうで、あの部分から先に食べてしまう。 高価で手間のかかる料理だけでなく、日常によくある料理への思い出なども綴られて...

向田邦子の食への執着につい共感してしまい、にやにやしながら読んでいた。 特に「海苔巻の端っこ」の話が好き。南部煎餅のまわりにはみ出した薄いパリパリの部分なんてまさにそうで、あの部分から先に食べてしまう。 高価で手間のかかる料理だけでなく、日常によくある料理への思い出なども綴られているから、その庶民的な感覚?に親しみを感じる。 向田邦子の文章を読んでいると、みんなが好まなさそうな変わった食べ物もなんだか魅力的に思えてくる…それはそれでうまいのかも、と。 食への愛を感じるな〜

Posted by ブクログ

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