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夢十夜 乙女の本棚
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夢十夜 乙女の本棚

夏目漱石(著者), しきみ

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夢十夜 乙女の本棚

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 立東舎
発売年月日 2018/12/15
JAN 9784845632954

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商品レビュー

3.5

32件のお客様レビュー

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2026/04/05

夢十夜。 タイトルの通り、十の夢で展開されるオムニバス形式の物語。 それぞれの夢にはストーリー上の明確な関連性はなく、独立した形となっている。 筋書を忠実に追いかけ起承転結を愉しむ…というより、五感を研ぎ澄ませて、表現に浸るような不思議な読書感だった。 それぞれの物語は、必ず...

夢十夜。 タイトルの通り、十の夢で展開されるオムニバス形式の物語。 それぞれの夢にはストーリー上の明確な関連性はなく、独立した形となっている。 筋書を忠実に追いかけ起承転結を愉しむ…というより、五感を研ぎ澄ませて、表現に浸るような不思議な読書感だった。 それぞれの物語は、必ずしもドラマティックでない。正直難解に感じる比喩や、馴染みのない語彙もみられ、自分の知識不足を痛感する場面もあった。 けれど、澄み切った空気、真珠貝の煌めき、篝火のざわめき――そうした臨場感がとても印象的だった。 夏目漱石といえば、日本を代表する文豪だ。 けれど彼の文章について表現しうる語彙が見当たらなくて、読後、自分でも調べつつ考えてみた。 知的さと人間くささの同居。 はっきり断定しない空気感。 現実と非現実の境界のあいまいさ。 正しい答えや真理を断言する文章ではなく、どこか読者に投げかけるような掴みどころのなさ。 それらこそが、この夢幻の世界の骨格となっているのだと思う。 夢十夜自体はパブリックドメインとなっているが、今回私はしきみ氏の美麗な挿絵が広がる本書を手に取った。 「乙女の本棚」シリーズは、過去にも萩原朔太郎の『猫町』を手に取り、夢中で読んだ思い出がある。他の作品もぜひ触れてみたいと思った。

Posted by ブクログ

2026/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容はよく分からないけど、本当に見た夢を書いてるのかなと。 運慶が明治時代に転生しちゃった話が面白くて好き。 他の人の言う事真に受けて自分も彫刻できると思ってる主人公可愛い。

Posted by ブクログ

2025/10/23

2025/10/23  自分はただ待っていると答えた。 すると、黒い眸のなかに鮮に見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて来た。静かな水が動いて写るが影を乱したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。長い睫の間から涙が頬へ垂れた。――もう死んでいた。

Posted by ブクログ

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