商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
シリーズ3作目で、今回も、ひとつひとつのことばを大切に味わいました。 だいたい、不定期なペースで数日〜数週間に1ページを読む感じで、思い返せば、読み始めてからなんだかんだ2年くらいかかりました。 後半になると、残りのページが減ってくるのがさみしくて、頼むから終わらないでくれと...
シリーズ3作目で、今回も、ひとつひとつのことばを大切に味わいました。 だいたい、不定期なペースで数日〜数週間に1ページを読む感じで、思い返せば、読み始めてからなんだかんだ2年くらいかかりました。 後半になると、残りのページが減ってくるのがさみしくて、頼むから終わらないでくれと思いながら、ちょっとずつ読むペースが遅くなったりもして。ついに読み終わってしまった、という感覚です。 糸井さんは私のことばの師匠で、憧れで、いつかブイヨンと糸井さんと私で一緒に撮ってもらった写真は、いまでも宝物のような思い出になっています。 今回も、心に刻んでおきたい言葉がたくさんあったなぁ。 『あとでやろうということにも、いまやるべき準備がある』 なんか、シンプルだけど、何かはっとさせられる強い力がありますよね。 さて、よっつめの、ボールのようなことば、そろそろ刊行されてもいいのではないかな、楽しみに待ってます。
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一作目、二作目と重複した内容の言葉も多くあるかんじでしたが、私が好きだったのは 「チームというのは、なかなか不思議なものだ。 あるチームが育っていくときには、 メンバーそれぞれの力だけでなく、 メンバーの間の『関係』までも育っていく。」 ということばです。 あとがきは工学博士の...
一作目、二作目と重複した内容の言葉も多くあるかんじでしたが、私が好きだったのは 「チームというのは、なかなか不思議なものだ。 あるチームが育っていくときには、 メンバーそれぞれの力だけでなく、 メンバーの間の『関係』までも育っていく。」 ということばです。 あとがきは工学博士の森博嗣さん。 ユーモアのある文体が「ツチヤの口車」の土屋先生っぽいなぁと思っていたら、途中で土屋先生についての言及がありました(笑)。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お気に入りのカフェで読み耽った。ただ読んで染み渡るのを感じるだけではなくて、じぶんだったらどうか?関連させて自問していきたい。 ・じょうずであることよりも、うそをつかないことのほうが、ずうっとすばらしいことなんだ。どれほど磨いた技術でも、凄まじいばかりの経験でも、ぜんぶ捨てられると思うけれど、それでも、「うそをつかない」という場所にたどりつくのは簡単じゃない。 ・じぶんが正しいかどうかについては、じぶんだけで決められることはなさそうだが、じぶんが誠実かどうかについては、じぶんだけでほんとうの答えがわかるはずだと思う。 ・「たのしそうですね」と、思われたり言われたりすることは、とてもいいことなんだ。「たのしそう」に見られてる人は、すばらしい。だって、それは、見てる人たちに、「たのしそう」な気分を伝染させてるんだもの。 ・この島国に、こんなにたくさんの桜の木がある。 たぶん、その多くは、人が植えたり育てたものだろう。 なくてもいいものが、こんなにたくさんあってよかった。 ・ぼくが、あんなふうになりたいなあと思う人は、たいてい、じぶんで「たいしたことをしてない」と言う。「いずれ、ああなったらこうなったらうれしい」と言う。 そして、「たのしいからやっている」と言う。「たのしいことをやっている」ものだから、ついついまわりからも「たのしそう」に見えてしまう。 ・ぼくは、よく「打席に立てることをよろこぼう」と言う。怖かったり、緊張したりするような場面に、「君が立っていい」と認められている。それは、すばらしいことだと思わないか。ああもしてやろう、こうもしてやろうと、にやにや、わくわくしたらいい。 胸がドキドキだとか、心臓バクバクだとかは、買おうとしても買えない機会なのだ。 ・「どういう人を理想とするか」それを少しずつでもやっている人は、かっこいい。 ・力を抜くのはアリなんだけど、考えるのをやめるのはダメ。 ・なんだか「ありがとう」という気持ちになることがある。 年をとるほど、そういう日が増えていくような気がする。 素直になっているからなのかなあとも考えるのだけれど、 どうも、そういうものじゃないなあ。 「じぶんひとりの無力感」を知るからじゃないのかな。 年をとるほどに、おのれの無力を感じる機会が、どんどん増えて重なっていくんだよね。 もちろん、なにもしなければ、無力感はない。 言うだけ考えるだけじゃなく、なにかするから、「うわあ、なんて無力なんだ」と知ることになる。そうすると、いろんな人の、それなりの助けに、いちいち「ありがとねー」と思うようになるのだ。 孤独感とか、無力感とか、ちゃんと出合えるのは、とてもいい人生なのかもしれないな。
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