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みっつめのボールのようなことば。 の商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2024/11/01

↑星だと足りない。宇宙丸ごと付けたい。 なぜこんなにも糸井さんが大好きなんだろう この本を手にしている期間、私には、悲しみがあった。それも、言葉にすると純度を失いそうだから、1人で抱えて煮詰めていたい悲しみ。 そんな私が独りで私自身と向き合うとき、この本に泣かされ、気付きがあり...

↑星だと足りない。宇宙丸ごと付けたい。 なぜこんなにも糸井さんが大好きなんだろう この本を手にしている期間、私には、悲しみがあった。それも、言葉にすると純度を失いそうだから、1人で抱えて煮詰めていたい悲しみ。 そんな私が独りで私自身と向き合うとき、この本に泣かされ、気付きがあり、救われます。 そして、最後には微笑んでいます。 こんなにも教訓のある内容なのに、語っている本人のひとりごとを聞いているような感覚になる(教訓じみていない)のもすごい。 隣に糸井さんがいて、それもすごく気の許せる仲で、自分のことを自然と話せているような感覚になる。。

Posted byブクログ

2024/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お気に入りのカフェで読み耽った。ただ読んで染み渡るのを感じるだけではなくて、じぶんだったらどうか?関連させて自問していきたい。 ・じょうずであることよりも、うそをつかないことのほうが、ずうっとすばらしいことなんだ。どれほど磨いた技術でも、凄まじいばかりの経験でも、ぜんぶ捨てられると思うけれど、それでも、「うそをつかない」という場所にたどりつくのは簡単じゃない。 ・じぶんが正しいかどうかについては、じぶんだけで決められることはなさそうだが、じぶんが誠実かどうかについては、じぶんだけでほんとうの答えがわかるはずだと思う。 ・「たのしそうですね」と、思われたり言われたりすることは、とてもいいことなんだ。「たのしそう」に見られてる人は、すばらしい。だって、それは、見てる人たちに、「たのしそう」な気分を伝染させてるんだもの。 ・この島国に、こんなにたくさんの桜の木がある。 たぶん、その多くは、人が植えたり育てたものだろう。 なくてもいいものが、こんなにたくさんあってよかった。 ・ぼくが、あんなふうになりたいなあと思う人は、たいてい、じぶんで「たいしたことをしてない」と言う。「いずれ、ああなったらこうなったらうれしい」と言う。 そして、「たのしいからやっている」と言う。「たのしいことをやっている」ものだから、ついついまわりからも「たのしそう」に見えてしまう。 ・ぼくは、よく「打席に立てることをよろこぼう」と言う。怖かったり、緊張したりするような場面に、「君が立っていい」と認められている。それは、すばらしいことだと思わないか。ああもしてやろう、こうもしてやろうと、にやにや、わくわくしたらいい。 胸がドキドキだとか、心臓バクバクだとかは、買おうとしても買えない機会なのだ。 ・「どういう人を理想とするか」それを少しずつでもやっている人は、かっこいい。 ・力を抜くのはアリなんだけど、考えるのをやめるのはダメ。 ・なんだか「ありがとう」という気持ちになることがある。 年をとるほど、そういう日が増えていくような気がする。 素直になっているからなのかなあとも考えるのだけれど、 どうも、そういうものじゃないなあ。 「じぶんひとりの無力感」を知るからじゃないのかな。 年をとるほどに、おのれの無力を感じる機会が、どんどん増えて重なっていくんだよね。 もちろん、なにもしなければ、無力感はない。 言うだけ考えるだけじゃなく、なにかするから、「うわあ、なんて無力なんだ」と知ることになる。そうすると、いろんな人の、それなりの助けに、いちいち「ありがとねー」と思うようになるのだ。 孤独感とか、無力感とか、ちゃんと出合えるのは、とてもいい人生なのかもしれないな。

Posted byブクログ

2024/07/24

糸井さんのことばがすーっと入ってくる。 時々はっとする。 「みっつめ」もとても好きでしたが、巻末の森博嗣氏の解説がつまんなくて半分位頑張って読んだけど読むのやめた。

Posted byブクログ

2023/03/03

本作も面白かった。文章を読んで、その内容に自分なりの解釈をするのが面白い。考えることはすごく疲れることで大変かもしれないけど、「考える姿勢」は常に忘れてはいけないと思った。

Posted byブクログ

2023/02/18

糸井さん、名前は知っていたけれど文章は読んだことなかった。Twitterで何か書いているのをお見かけして、あ、なんかこの人の言ってること好きだ、と思って借りてみた。 ボールのようなことば。を図書館で借りるはずが、なぜかみっつめの、を借りてしまっていた。笑 難しい言葉を使わず、難し...

糸井さん、名前は知っていたけれど文章は読んだことなかった。Twitterで何か書いているのをお見かけして、あ、なんかこの人の言ってること好きだ、と思って借りてみた。 ボールのようなことば。を図書館で借りるはずが、なぜかみっつめの、を借りてしまっていた。笑 難しい言葉を使わず、難しい現実や気持ちをゆるゆると紐解いてくれる糸井さんの言葉。心地よくて、声に出したくなる。 心が疲れた時とか、何も読みたいものがない時に、手にとってみてほしい。こういう本って、自分のことを振り返る時間をくれる。

Posted byブクログ

2022/06/11

だからこのシリーズは本当に大好きなんだって〜〜 とにかく言葉が心にくる こんな見方考え方ができる人になりたい

Posted byブクログ

2021/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【感想ではありません。メモした言葉をそのまま残しています】 P20 悪口をいわないでいるうちに、悪口を思いつかなくなるんだ P27 みんなで力をあわせるって、同じことをするよりも、じぶんの「できること」を探すってことなんじゃないか P36 そんなに都合のいいお天気になんてならないので・・・それに救われることもある。 P98 立派な人は人をバカにしない。「立派に思われたい人」が人をバカにするんだ。 P100 「思う」とか「言う」は問題じゃなくて・・・ P104 「いつできる」は約束できないけれど、「いまはじめる」は今できる。 P111 用意するものはいくら多くてもかまわないが、それを実際に本番で使う時は「すくなめ」のほうが「いっぱいすぎる」よりいい。 P116 多忙は怠惰の隠れ蓑 P120 やりたいことを思いつくだけで幸せだ。 P122 だいたい何かやるときには怖いのだ。というわけで、たいていは「やめておこう」となる。 P138 いちばん悲しそうな顔に見える人が、一番悲しんでいるわけでもありません。 P208 忙しいを自慢していると、忙しいを養わなきゃならなくなる。 P201 ただしいからやる。たのしいからやる。 P214 これまでなかったことがあるたびに、ぼくらの体や脳は、それを「ストレス」と感じる。あたらしいことはみんな「ストレス」なのだ。そしてその状態をなんとかすることで、自分のほうが変化していく。こういうことの繰り返しが、人を育てていくのだ。 愛は自分に問いかけろ。問いかけあうな。 P242「生」と「死」ではなく「生死」。一つの玉のように一体なのだ P109「できること」と「できないこと」にわけずに「今できること」と「今できないこと」にわける その規則がなくなる日を、祈るような気持ちでつくられる規則じゃなきゃ、ホントはだめだ。

Posted byブクログ

2020/03/28

30代の頃、とっても好きだったのに、いまは屑のような言葉の本。考えて、癒されてる暇があるなら、行動した方がいい。内省にもならない、お節介な糸井重里さんの提案。スピリチュアルとか、文化とか、彼らの提案するものは、上辺だけの薄っぺらいものばかり。そこに生き様や熱いものが感じられない。...

30代の頃、とっても好きだったのに、いまは屑のような言葉の本。考えて、癒されてる暇があるなら、行動した方がいい。内省にもならない、お節介な糸井重里さんの提案。スピリチュアルとか、文化とか、彼らの提案するものは、上辺だけの薄っぺらいものばかり。そこに生き様や熱いものが感じられない。だからといって、熱いものを書く人たちも、お金儲けが見え見えで、嫌らしい。病んでる人が読む本です。

Posted byブクログ

2019/11/09

前作、前々作とあわせて、毎日ランダムに選んで、パラパラパラっとめくって適当なところで止めてその日心に留める言葉を選んでいます。

Posted byブクログ