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三ノ池植物園標本室(上) 眠る草原 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/12/11 |
JAN | 9784480435668 |
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三ノ池植物園標本室(上)
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三ノ池植物園標本室(上)
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
この作者さんは「言葉の園のお菓子番」を追っている途中だが、また別の本に行ってみる。 職場で心身をすり減らし会社を辞めた風里が、偶然見つけた古い一軒家に導かれるように住むことになり、近くの三ノ池植物園標本室でアルバイトとして働き始める、というところから進む物語。 そこから「らんま...
この作者さんは「言葉の園のお菓子番」を追っている途中だが、また別の本に行ってみる。 職場で心身をすり減らし会社を辞めた風里が、偶然見つけた古い一軒家に導かれるように住むことになり、近くの三ノ池植物園標本室でアルバイトとして働き始める、というところから進む物語。 そこから「らんまん」の牧野富太郎博士みたいに植物研究にのめり込む話かと思ったらまったく違って、この作者さんらしく、刺繍、陶芸、恐竜の骨、武蔵野の自然と、色々と話題が広がっていく。 苫教授と院生の小菊さん、イラストレーターの日下さんや編集者の並木さん、不動産屋のノムさんに工務店のゲンさんなど、周囲の登場人物も個性的で、その人たちとの付き合いの中で、人間関係が不得手な風里が自分が思うように生きる術を見つけていくというのも良かったが、庭の井戸の過去の話にはいささか面食らった。 お話としては面白く読めたが、何が主題か、これまでのところは全体としてはやや散漫な印象。下巻でどのように収束していくのかしらん。
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ブラック企業(気味?)を退職して、自然の豊かな町の古い家に引っ越して、大学の付属組織の研究室で植物の標本づくりのバイトをするようになった主人公が、みずみずしい感覚を取り戻していくお話・・・と思って読んでいたのだけど、あれっ?ちょっと、違うのかも・・・
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手で作品をつくる人間としてとても前向きになれるお話であった、また手を使うことでしか生み出せない、恐怖のようなものも感じてしまった でも、いいものは新しい何かに引き継がれていくのかもしれない 下巻でどうゆう結末を迎えるのか。
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