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漂巽紀畧 全現代語訳 講談社学術文庫
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漂巽紀畧 全現代語訳 講談社学術文庫

ジョン万次郎(著者), 河田小龍(著者), 谷村鯛夢(訳者), 北代淳二

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漂巽紀畧 全現代語訳 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/12/12
JAN 9784065142622

漂巽紀畧

¥825

商品レビュー

4.4

12件のお客様レビュー

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2026/05/15

ひょうそんきりゃく、と読む。「巽(南東)の方角に漂流した記録のあらまし」という意味とのこと。ジョンマンから話を聞き取った同時代、同世代の画家が書いた本。大好きな本である吉村昭の「漂流」を人に勧めるにあたってこちらがあると知り、読んでみた。薄い本だけど非常に面白い。以前山本一力が書...

ひょうそんきりゃく、と読む。「巽(南東)の方角に漂流した記録のあらまし」という意味とのこと。ジョンマンから話を聞き取った同時代、同世代の画家が書いた本。大好きな本である吉村昭の「漂流」を人に勧めるにあたってこちらがあると知り、読んでみた。薄い本だけど非常に面白い。以前山本一力が書いたジョンマンも大好きで読んでいたがアレ完結したのか?過酷なサバイバル、壮大な冒険、数え切れないほどたくさんの人々との出会いと別れ。長年にわたる海外渡航生活も知恵と人柄で乗り切ったジョンマン。元々利発な少年だったのか、向学心、吸収力、柔軟性、絵心、全てが素晴らしいし、彼をただ一人引き取って手元で育てたホイットフィールド船長の人を見る目も素晴らしい!今も昔も大抵の人間が人生で得られる範囲を遥かに超えた経験と見聞。これだけの偉業を成し遂げたジョンマンのこと意外とよく知らない人が周りにいるので(泣)いよいよ再来年の大河ドラマに登場するこの数奇な運命を全うしたジョンマンをぜひ知ってほしい。そういう私も日本の開国に尽力したジョンマンの帰国後の後半生を詳しく知りたいのでドラマ本当に楽しみ! しかしどれだけの船乗りが海で命を落としたことか。運良く救助されてあちこちの国で生活していた日本人が結構いて驚く。船乗り同志の絆にも感動。それなりにいじめや嫌がらせもあったようだが、命懸けの仕事をしている者同士、助け合いの意識が凄い。 身軽にハワイに馴染んで帰国を拒んだ仲間の寅右衛門が面白い。家族とか日本への郷愁はなかったのかな。よっぽど土地柄が気に入ったんだろうな。ハワイってホントいいところだもんなぁ。英語の発音をカタカナにして記述しているがネイティブの発音が耳でこう聴こえるのかと音読すると楽しい。 当時でこれだけの国土と国力を持っていることがわかっていたアメリカとなぜ戦争をしたのか本当に謎。やはり歴史を学ぶべき。

Posted by ブクログ

2026/01/25

19世紀なかばの世界(日本を含む)把握の書としても、少年の冒険の書としても、日本史においても、大変に貴重な一冊。河田小龍がこの本を著そうと思わなければ、この豊かな経験が失われていたかと思うとゾッとするし、そうして散逸した出来事は歴史上たくさんあるのだろう。 まず、万次郎の勇気が...

19世紀なかばの世界(日本を含む)把握の書としても、少年の冒険の書としても、日本史においても、大変に貴重な一冊。河田小龍がこの本を著そうと思わなければ、この豊かな経験が失われていたかと思うとゾッとするし、そうして散逸した出来事は歴史上たくさんあるのだろう。 まず、万次郎の勇気がすごい。15歳でアメリカに渡ろうという意思が並外れている。その上、捕鯨船に乗って世界の海をまたにかけ、カリフォルニアのゴールドラッシュにも参加。日本帰国時点で25歳。こんなに濃密な10年を過ごした日本人は他にいないだろう。 ホイットフィールド船長をはじめ、ハワイや琉球の民など、実に良心にすぐれた人々の多いこと。 当時、漂流して他国にいた日本人が意外と多く、またそのなかで独自のネットワークが築かれていることも興味深い。

Posted by ブクログ

2026/01/21

江戸末期に起きた漂流事件。こんな話が実際に起き、それが後世になっても生々しく伝えられる。万次郎たちが生きた時間が今に蘇る。ドキュメンタリー好きな私にとっては最高だ! この漂流記は単なる漂流していた事柄を述べるだけで無く、当時の人々の人に対する暖かさ、人情なども伝わる。 高知県に...

江戸末期に起きた漂流事件。こんな話が実際に起き、それが後世になっても生々しく伝えられる。万次郎たちが生きた時間が今に蘇る。ドキュメンタリー好きな私にとっては最高だ! この漂流記は単なる漂流していた事柄を述べるだけで無く、当時の人々の人に対する暖かさ、人情なども伝わる。 高知県に行きたい気持ちがふすふすと沸いて来た。

Posted by ブクログ

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