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虚構推理短編集 岩永琴子の出現 講談社タイガ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/12/20 |
| JAN | 9784065139288 |
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虚構推理短編集 岩永琴子の出現
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商品レビュー
3.8
36件のお客様レビュー
前作同様、実在しないもの、あるいはその存在しない、あるいはするかもしれないピースを埋めるために虚構を推理する、というアイディアが面白い。個人的な嗜好からするとちょっと奇を衒いすぎの作品もある。 すぐそこに当たり前のように怪異がいる世界観は面白いし、岩永琴子の推理も冴えに冴え渡って...
前作同様、実在しないもの、あるいはその存在しない、あるいはするかもしれないピースを埋めるために虚構を推理する、というアイディアが面白い。個人的な嗜好からするとちょっと奇を衒いすぎの作品もある。 すぐそこに当たり前のように怪異がいる世界観は面白いし、岩永琴子の推理も冴えに冴え渡っている(これが冴え渡らなかったらどうするんだという話だが)。普通の推理小説とは少し違う、変則的な展開が面白い。
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ミステリ。妖怪。短編集。 前作を読んでから10年ぶり。 相変わらず、虚構を並べて事件を解決する、独特な作品。 琴子と九郎の会話が面白い。 ギロチンの歴史や、妖怪の近代化への適応など、随所に興味深い話題が。
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2025年1月読了。 前作の鋼人七瀬編で縦横無尽に推理を展開した岩永琴子が活躍する短編集。虚構の推理で現実の事件を改変するという前作のスタイルは、今作にも引き継がれている。短編集ということでサクサク読めるところがありがたい。 特にうなぎ屋で琴子を見かけたサラリーマンの話が好...
2025年1月読了。 前作の鋼人七瀬編で縦横無尽に推理を展開した岩永琴子が活躍する短編集。虚構の推理で現実の事件を改変するという前作のスタイルは、今作にも引き継がれている。短編集ということでサクサク読めるところがありがたい。 特にうなぎ屋で琴子を見かけたサラリーマンの話が好みだ。琴子のような西洋人形じみた美少女がなぜ寂れたうなぎ屋にいるのかというホワイダニット(?)をサラリーマンが推理し始めるのだが、その推理が不穏な方向に流れていく展開が面白い。オチも秀逸である。
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