虚構推理短編集 岩永琴子の出現 の商品レビュー
新刊が気になったので、一巻を読んでみた。まさか、妖怪ものだったとは‥! 歯に物を着せぬ性格で、バサバサと述べるセリフが読んでいて気持ちよかった! 嘘で物語を作り出し、周りを納得させる構成が面白いと感じた。アニメは可愛いだけで酷評のようだが‥
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前作同様、実在しないもの、あるいはその存在しない、あるいはするかもしれないピースを埋めるために虚構を推理する、というアイディアが面白い。個人的な嗜好からするとちょっと奇を衒いすぎの作品もある。 すぐそこに当たり前のように怪異がいる世界観は面白いし、岩永琴子の推理も冴えに冴え渡って...
前作同様、実在しないもの、あるいはその存在しない、あるいはするかもしれないピースを埋めるために虚構を推理する、というアイディアが面白い。個人的な嗜好からするとちょっと奇を衒いすぎの作品もある。 すぐそこに当たり前のように怪異がいる世界観は面白いし、岩永琴子の推理も冴えに冴え渡っている(これが冴え渡らなかったらどうするんだという話だが)。普通の推理小説とは少し違う、変則的な展開が面白い。
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ミステリ。妖怪。短編集。 前作を読んでから10年ぶり。 相変わらず、虚構を並べて事件を解決する、独特な作品。 琴子と九郎の会話が面白い。 ギロチンの歴史や、妖怪の近代化への適応など、随所に興味深い話題が。
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2025年1月読了。 前作の鋼人七瀬編で縦横無尽に推理を展開した岩永琴子が活躍する短編集。虚構の推理で現実の事件を改変するという前作のスタイルは、今作にも引き継がれている。短編集ということでサクサク読めるところがありがたい。 特にうなぎ屋で琴子を見かけたサラリーマンの話が好...
2025年1月読了。 前作の鋼人七瀬編で縦横無尽に推理を展開した岩永琴子が活躍する短編集。虚構の推理で現実の事件を改変するという前作のスタイルは、今作にも引き継がれている。短編集ということでサクサク読めるところがありがたい。 特にうなぎ屋で琴子を見かけたサラリーマンの話が好みだ。琴子のような西洋人形じみた美少女がなぜ寂れたうなぎ屋にいるのかというホワイダニット(?)をサラリーマンが推理し始めるのだが、その推理が不穏な方向に流れていく展開が面白い。オチも秀逸である。
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シリーズ2作目 マンガとアニメを先に見てたので、どうしても新鮮味に欠ける でも、まぁ小説の城平京のらしさをより強調されているのがマンガでありアニメですからねぇ 収録は5編 ・ヌシの大蛇は聞いていた ・うなぎ屋の幸運日 ・電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを ・ギロチン三四郎 ・...
シリーズ2作目 マンガとアニメを先に見てたので、どうしても新鮮味に欠ける でも、まぁ小説の城平京のらしさをより強調されているのがマンガでありアニメですからねぇ 収録は5編 ・ヌシの大蛇は聞いていた ・うなぎ屋の幸運日 ・電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを ・ギロチン三四郎 ・幻の自販機 ・ヌシの大蛇は聞いていた アニメだと鋼人七瀬の前の話として描かれていたやつ 実際はどうあれ、対象者を説得できる推理を披露して納得させればOKという、正に虚構推理というタイトルを体現している話だと思う それにしてもヌシ様、細かいところまで気になるお方なのですねぇw ・うなぎ屋の幸運日 琴子さんが最後にチクリと刺すだけのお話 ただ、うなぎ屋に入った理由というのが何ともアレで琴子さんらしいというか ・電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを 真相や施されていた仕掛けとしてはちょっとひねったものでしたね 臆病な復讐者に相応しく、結局成就しないあたりがさもありなん ・ギロチン三四郎 行動の是非はともかく、虚構推理にはめずらしく人の良い意味での想いが込められたお話 ・幻の自販機 怪異により成立してしまった殺人事件のアリバイ 小説限定のエピソードなので初読み 容疑者は自首しているにもかかわらず たぬきがやっているうどん自販機の怪異のに紛れ込んでしまい、出る際にショートカットしてしまったために辻褄の合わなくなってしまった犯行後の行程 自首しているのにアリバイがあるというジレンマ そして怪異が原因のためその検証もできない 琴子さんの考えた落とし所もまぁ妥当なところだと思う
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怪異を前に虚構の推理を。 鋼人七瀬事件より後日、岩永琴子に舞い込む怪異達の相談事の数々、人知の及ばない回答はNG、現実的で納得のいく虚構を造り上げる。 虚構推理短編5篇、どれも基本ベースは前作と同じく真相を知った上でそれより信憑性の上を行く嘘を吐いていくというもの。 前作では...
怪異を前に虚構の推理を。 鋼人七瀬事件より後日、岩永琴子に舞い込む怪異達の相談事の数々、人知の及ばない回答はNG、現実的で納得のいく虚構を造り上げる。 虚構推理短編5篇、どれも基本ベースは前作と同じく真相を知った上でそれより信憑性の上を行く嘘を吐いていくというもの。 前作では僅かだった琴子と怪異との付き合い・距離感がはっきりし、秩序を重んじるという目的の下、時折冷酷で非情な面も覗かせる。 そこはやはり「神」を引き受けた身として生半可な判断はとれないということだろう。 キャラクターの一面が窺える短編らしい作品群だった。
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城平京先生の『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』#読了 妖と人間の間を取り持つ「知恵の神」岩永琴子。 彼女に届いた妖絡みの相談事を解決していく短編集です。 問題自体の解決よりも当事者たちの納得やごまかしが前面に出るシリーズ。 特に「ヌシの大蛇は聞いていた」がとても好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今巻は短編集という事で、軽い話が多く読みやすかったです。 妖怪相手であろうと人間相手であろうと態度を変えず、滔々と虚構を紡ぐ琴子が頼もしく、どんな解決を組み上げるかと楽しく読めました。
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『ひとつ目いっぽん足のおひいさま』である妖怪から相談の受ける『知恵の神』岩永琴子の短編集。5編収録。琴子の頭の回転が速く、登場したらすぐに解決してしまうので短編が向いているなぁ、と面白く読了。“恋人”の久郎との関係が見えるのも楽しい→ 問題を解決する時に琴子が何かを食べながらと...
『ひとつ目いっぽん足のおひいさま』である妖怪から相談の受ける『知恵の神』岩永琴子の短編集。5編収録。琴子の頭の回転が速く、登場したらすぐに解決してしまうので短編が向いているなぁ、と面白く読了。“恋人”の久郎との関係が見えるのも楽しい→ 問題を解決する時に琴子が何かを食べながらという描写がいい。人間っぽいよね。 そして、六花さんがいないときの二人はこんな感じなんだなぁ、と新鮮。 「電撃のピノッキオ〜」がお話としては一番好き。オチも含めて良い。キャラ的には「ギロチン三四郎」がいいよね。友情良き。→ 「幻の自販機」は是非アニメで見たい。絶対かわいい。まぁ、推理の方はまぁまぁ無茶苦茶で、これぞ虚構推理感あるけど。 私にしては珍しく、コミカライズ版から入った小説。旦那の積読本なんだけど、後3冊あるから楽しく読む予定。付喪神がかわいい。
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'22年8月20日、Amazon aaudibleて、聴き終えました。シリーズ、2作目? いやあ、素晴らしかった!面白かったです! 一作目は、正直 「ちょっと残念」と感じました。クドい、というか、冗長さを感じて… でも、今作は短編集!当然、短くまとまっていて…僕には...
'22年8月20日、Amazon aaudibleて、聴き終えました。シリーズ、2作目? いやあ、素晴らしかった!面白かったです! 一作目は、正直 「ちょっと残念」と感じました。クドい、というか、冗長さを感じて… でも、今作は短編集!当然、短くまとまっていて…僕には、ドンピシャでした! 第二話「うなぎ屋の幸運日」と「ギロチン三四郎」が、特に好きです!ちょっとブラックなお話… 3作目は、また長編…でも、チャレンジします!
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