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宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛 集英社オレンジ文庫
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宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛 集英社オレンジ文庫

辻村七子(著者), 雪広うたこ

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛 集英社オレンジ文庫

定価 ¥682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2018/12/18
JAN 9784086802260

宝石商リチャード氏の謎鑑定 夏の庭と黄金の愛

¥330

商品レビュー

3.9

24件のお客様レビュー

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2023/08/27

話の上でしか出てこなかった、リチャードの母親カトリーヌが登場!今まであったカトリーヌの印象が変わった。リチャードと母親の確執が緩和されてほっこりして終わったと思ったら…

Posted by ブクログ

2023/07/09

「Le Premier jour ~ 1日目 ~」 連れられた場所で。 味方だと言われても相手に手を貸している時点で、本当なのか疑いたくなる言葉だよな。 「Le Deuxie'me jour ~ 2日目 ~」 飛び出した彼女を。 全てを簡単に知ることは出来ずとも、関係...

「Le Premier jour ~ 1日目 ~」 連れられた場所で。 味方だと言われても相手に手を貸している時点で、本当なのか疑いたくなる言葉だよな。 「Le Deuxie'me jour ~ 2日目 ~」 飛び出した彼女を。 全てを簡単に知ることは出来ずとも、関係性を勘違いされたのは悲しい現実だったろう。 「Le Troisie'me jour ~ 3日目 ~」 探しだした宝物は。 あんな場所を散策するのであれば、時間はかかるが最低限の装備は必要だっただろうな。

Posted by ブクログ

2023/06/25

シリーズ第八作目。 2ndシーズン2作目は、南フランス、プロヴァンス! フランスは卒業旅行で行ったきり。 しかも安いお上りさん観光客コース(それはそれでとても楽しかった)だったので、今度行ってみたい場所の一つ。 さて、話を戻すと、リチャードのお母さん、マダムカトリーヌが登場する...

シリーズ第八作目。 2ndシーズン2作目は、南フランス、プロヴァンス! フランスは卒業旅行で行ったきり。 しかも安いお上りさん観光客コース(それはそれでとても楽しかった)だったので、今度行ってみたい場所の一つ。 さて、話を戻すと、リチャードのお母さん、マダムカトリーヌが登場する。 どこに行っても美しくて目立つカトリーヌ。 悩みなんてなさそう、きっと彼女はそう言われて来続けたのだろう。 羨望と嫌味を、笑顔で「わからなーい」とかわす術を身につけながら。 自由に生きている人は時に真面目に生きている人からは眉を顰められる。 それでも、どこか惹かれてしまうのは、人はそんなに単純ではないからだろう。 過去があって、今がある、そんな言葉通りに。 また、容姿の美しさなんてそんなに大切なものでもない。 それはミラボーの話が象徴的に示している。 本作で胸に響くのは、190頁。 「あっちこっちでつらいことばかり起こるもんだから、誰も彼もが『自分が世界で一番不幸だ』って思いこむ。 それが心の貧しさだと俺は思う。そうすると他人を傷つけるのは簡単だ。」 「自分で自分の心に栄養をやれる人間は強い。そういう人間は決して貧しくならない。」(191頁) 思い出のヴィラでの宝探し。 宝箱には、美しさとは、という難しい課題と、誰をかを思う気持ちの優しさと残酷さがはいっていた。 そして物語はスリランカに戻り…突然の軍事衝突。正義、君はどこへ向かう?

Posted by ブクログ