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「空気」の研究 文春文庫
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「空気」の研究 文春文庫

山本七平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/12/04
JAN 9784167911997

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商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

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2026/06/29

ちょっと話題になった本なので最近の出版かと思いきや、随分古い本でした。 でも、現代にも通じる話です。 とはいえ、抽象化された言語が私にはわかりにくくて、読み終えるのは少し苦戦しました。。 本書は、空気という、日本独特の同調圧力の正体を解剖した本です。 空気、とは、人々が無自覚に...

ちょっと話題になった本なので最近の出版かと思いきや、随分古い本でした。 でも、現代にも通じる話です。 とはいえ、抽象化された言語が私にはわかりにくくて、読み終えるのは少し苦戦しました。。 本書は、空気という、日本独特の同調圧力の正体を解剖した本です。 空気、とは、人々が無自覚に共有してしまう感情であり、その雰囲気が絶対的な力を持って集団を支配してしまうことがあって、それは、論理よりも優先され、後になって振り返ってみても理由なく納得するしかない状態に・・・ 考えてみたら今も、空気に逆らうこと自体に罪悪感があり、空気にのまれて、会議室で、SNSで、流されることって多々あります。 日本人は感情移入を共有する力が強いため、こういうことが起きるそう。 そして、空気に対抗できるのが水。 空気にのまれず、現実を指摘する行為が「水を差す」と言うことです。 ただしこちらもあやうく、水を差した人間がヒーロー化され、その人が新しい空気を作ってしまうという悪循環が起こる可能性があると言います。 日本人ならではの気質についてが言語化されてすっきりしました。 私自身は空気が読めない人に引いてしまう傾向があり、同調圧力を強める役割をしてしまっている・・と反省しました。 けど、水も差せないし・・・ 理屈を解明しても、難しい問題ですね。。

Posted by ブクログ

2026/06/23

【書名と著者】 「空気」の研究 山本七平 【目的】 空気が云々というけれど、一体全体どういうことなのか。この空気の状態に肉薄するには本書を読まねばならないと思った。 空気に対する読む前の認識は以下。 空気とは、共同体の維持に寄与する主体なき意思決定の作用である。 共同体内の利害...

【書名と著者】 「空気」の研究 山本七平 【目的】 空気が云々というけれど、一体全体どういうことなのか。この空気の状態に肉薄するには本書を読まねばならないと思った。 空気に対する読む前の認識は以下。 空気とは、共同体の維持に寄与する主体なき意思決定の作用である。 共同体内の利害関係の対立が強ければ強いほど、作用が強い。 空気は客観的なデータ、事例、理論を超越して意思決定に関与する。 特徴は3つある。 ・意思決定は権力者にとって都合のよいものである傾向が強い。 ・権力者は意思決定の判断に対して、結果責任を負わない。 ・権力者以外の共同体の構成員は意思決定が吉と出れば僅かの恩恵を享受するが、凶と出た場合の被害を全て負う。最悪の場合、死ぬ。 【読後感】 期待してた通りの、空気が研究された本ではなかった。ただ、空気の醸成と水を差すという概念を世に知らしめた点は大きな功績と思う。 一方で空気に水を差す方法論にまでは届いておらず、わたしの勝手だが求めていた実践知の手がかりはなかった。 一方で空気と水、西洋と日本を比較して引用多めで日本に物申すが主旨の本だったような気がする。 ただ、1970年台はインターネットもなく情報を得る方法がテレビと新聞と書籍と人、くらいに限られたのだろうから現代において山本七平が再度書くならどう書かれるのか、興味深いなと感じた。 【印象に残ったポイント】 ・進化論と神話の矛盾に対するダブスタ 猿から人間が生まれた論説の時代だと、神武天皇は否定するがイエスキリストや釈迦やムハンマドは否定はしないのだな、不思議。 ・昔のインテリ文章はとかくわかりにくい 自分の頭の中で名付けた概念を複数並べ、主張の論拠は冗長な引用で権威づけ、自分産の概念をこねくり回してわかりにくくじっく。論じる。 読者迎合無用の文書にノスタルジーを感じる。 ・空気に対して水を差せ、が解なのか? 空気と水しかないと言いながら、水を差せるのも空気による んだったら水を差す空気と差せない空気の違いは?と問いだけが残る。

Posted by ブクログ

2026/04/23

文字がぎっちり詰まっている。難しい。分からん。こんなに難しい本だとは思わなかった。 開始数ページで既に「空気」がゲシュタルト崩壊した。空気とは何か。改めて考えると、辞書的な意味も取れなくなる。 以下、本書を読んだ私の理解。 「空気」とは自身の外部にある判断基準であり、共同体...

文字がぎっちり詰まっている。難しい。分からん。こんなに難しい本だとは思わなかった。 開始数ページで既に「空気」がゲシュタルト崩壊した。空気とは何か。改めて考えると、辞書的な意味も取れなくなる。 以下、本書を読んだ私の理解。 「空気」とは自身の外部にある判断基準であり、共同体の中で共有しているものであり、客観的な事実とは無関係の、みんなで支える虚構である。 事実をもって「空気」に「水を差す」ことはできるが、その水を差せるという「自由」自体が空気を作り出しているので、水を差したところで問題は解決しない。 うーん、人に説明できない。誰かに解説してもらいたい。

Posted by ブクログ

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