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ニャン氏の童心 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2018/11/21 |
JAN | 9784488439095 |
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ニャン氏の童心
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作(『ニャン氏の事件簿』)を好意的に受け入れられた人はこちらも当然、楽しめると思う。 感想を投稿されている方々の多くがベストに選んでいる「猫探偵と土手の桜」は、たしかに私にとってもベストで、ああ成程と思わせつつクスリと笑える、読み終わってなんとなく幸せな気分になる名短篇だった。 タイトルからして古典的名作のオマージュであるところの作中で(珍しく)はっきりと元ネタがあることが匂わせられ、(いじわるにも)その答えを教えてくれない「金栗庵の悲劇」は、ルビが「きんくりあん」ではなく「きんぐりあん」とふられているのと、元ネタの"悲劇"がミステリではないのに留意して、あとはお考えください。
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シリーズ第二弾。 前作と語り手が変わり、出版社勤務の田宮さんの視点でお送りする連作六話の構成です。 実業家・アロイシャス・ニャン氏でもあり、童話作家・ミーミ・ニャン吉先生でもあるニャン氏。 そのニャン吉先生の担当である田宮さんが、行く先々で遭遇する謎を、ニャン吉先生ことニャン...
シリーズ第二弾。 前作と語り手が変わり、出版社勤務の田宮さんの視点でお送りする連作六話の構成です。 実業家・アロイシャス・ニャン氏でもあり、童話作家・ミーミ・ニャン吉先生でもあるニャン氏。 そのニャン吉先生の担当である田宮さんが、行く先々で遭遇する謎を、ニャン吉先生ことニャン氏(ニャンニャンややこい・・苦笑)が解き明かす・・のを秘書の丸山さんが通訳するという展開はお約束。 今回は、“通訳時”の丸山さんの語尾が「・・・だニャ」ってあまり言うてないなー・・と思っていたら、第四話辺りから「ニャ」多めになっていました。 多分第三話のラストで、ニャン吉先生がリアルニャンコであることを田宮さんにカミングアウトしたのがきっかけ?と勝手に思っています。 ところで、主役は佐多くんから田宮さんに変わりましたが、前作に登場した来栖さんや岡崎さん、財前さんが登場しています。しかも来栖さんは第二話で謎解きを披露してくれていましたね。 因みに、第六話で、ニャン氏から田宮さんへのクリスマスプレゼントのセンスが“猫目線”すぎて(?)笑えました。これは・・嬉しくないですねー(笑)。代行する丸山さんのセンスもねぇ・・って感じですが、こういうことろがこのシュールコンビたる所以なのかもですね。
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シリーズ2作目 主人公が変わって、出版社の児童文学担当の女性編集者 田宮宴 今回も収録は6編 袋小路で消えた警察官 フライトシミュレーター 蔵書の処分の遺言に隠された謎 和菓子消失事件 親子喧嘩と花見での不思議な和解 何度も盗まれかけるバッグ 殺人を取り扱った謎が1つだけ...
シリーズ2作目 主人公が変わって、出版社の児童文学担当の女性編集者 田宮宴 今回も収録は6編 袋小路で消えた警察官 フライトシミュレーター 蔵書の処分の遺言に隠された謎 和菓子消失事件 親子喧嘩と花見での不思議な和解 何度も盗まれかけるバッグ 殺人を取り扱った謎が1つだけなので、日常の謎のように思える ただ、謎に人の悪意を感じるところがいくつかあるので、何ともねぇ…… 編集長の小森さんがミステリ的な発想で推理の案を出してるのは、まぁミステリ好きとしては同意できる ただ、有名どころといっても海外ものはほとんど読んでないので、元ネタが何かは見当がつかぬ…… ところで、童話作家としてのペンネーム ミーミ・ニャン吉 明らかに新美南吉をもじってるよな 最終的には、主人公は1巻と同じように別の道を選ばずというね ま、そんな様式美を狙っているのでしょうね とりあえず、次の巻も買ってあるので読む
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