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昨日がなければ明日もない

宮部みゆき(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/11/28
JAN 9784163909301

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商品レビュー

3.9

226件のお客様レビュー

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2024/03/30

宮部みゆきにしては珍しく胸糞サイテーな人たちがいっぱい出てきた。 このシリーズ今後続きがあるのか気になる。今年の2024年が設定から10年以上経過してるから(今気づいたけどそしたら桃ちゃん成人してるのかよ!)無理かもなー。

Posted by ブクログ

2024/03/23

『昨日がなければ明日もない』―杉村三郎と「ちょっと困った」女たちの物語 『昨日がなければ明日もない』は、『希望荘』から2年ぶりとなる杉村三郎シリーズ第5弾で、杉村が「ちょっと困った」女性たちと対峙する物語が展開されます。自殺未遂をした主婦、訳ありの新婦、自己中心的なシングルマザ...

『昨日がなければ明日もない』―杉村三郎と「ちょっと困った」女たちの物語 『昨日がなければ明日もない』は、『希望荘』から2年ぶりとなる杉村三郎シリーズ第5弾で、杉村が「ちょっと困った」女性たちと対峙する物語が展開されます。自殺未遂をした主婦、訳ありの新婦、自己中心的なシングルマザーと、それぞれが抱える深い問題を前に、杉村三郎はどのように対応していくのか。この作品群は、家族という絆の中で起こる様々な葛藤と、その影響を深く掘り下げています。 「絶対零度」では、娘が自殺未遂をした背景にある陰惨な真実を追います。「華燭」では、結婚式という人生の節目で起こる思わぬトラブルを描き、「昨日がなければ明日もない」では、奔放な女性の背負う「子供の命がかかっている」という重大な問題に杉村が挑みます。 これらの物語を通して、著者は、自己中心的な行動が周囲にどれほどの影響を与えるか、そしてそれでもなお杉村三郎がどう人々を救おうとするのかを描き出しています。特に、家族関係における人間同士の複雑な繋がりが、よくも悪くもなる可能性を示しています。 中篇3本から成るこの作品集は、一見身勝手に見える人物たちがなぜそのような行動を取るのか、その背後にある深い理由や状況を理解することで、人間の多様性と複雑さを感じさせます。最後の意味深な終わり方は、次作への期待を大きく膨らませます。 杉村三郎シリーズをすべて読破し、次作の発表を心待ちにしている今、この作品群は、現代社会のさまざまな問題を考えさせるだけでなく、杉村三郎というキャラクターの魅力を再確認させてくれました。『昨日がなければ明日もない』は、杉村三郎シリーズの中でも特に印象深い作品となり、次の物語への橋渡しとして、その役割を果たしています。

Posted by ブクログ

2024/01/19

杉村シリーズの中編が3本。 このシリーズ独特の人間の汚い部分や、とんでもない人達がたくさん登場する。 「絶対零度」。 娘が自殺未遂後連絡が取れないという母親からの依頼を受ける杉村。娘はどうしているのか。 イヤミスというか、謎が解けても全然スッキリしないし胸糞悪かったな。 読みな...

杉村シリーズの中編が3本。 このシリーズ独特の人間の汚い部分や、とんでもない人達がたくさん登場する。 「絶対零度」。 娘が自殺未遂後連絡が取れないという母親からの依頼を受ける杉村。娘はどうしているのか。 イヤミスというか、謎が解けても全然スッキリしないし胸糞悪かったな。 読みながら私が想像してた何倍も嫌な内容だった。宅飲みとは…。 「華燭」。 絶縁状態の親戚の結婚式に参列したいという中学生の付き添いを頼まれた杉村。 絶縁した理由は、その中学生の母の結婚目前に、母の妹が結婚相手とできてしまい妊娠、母は結婚相手と別れ妹がその人と結婚したという過去があるから。 その妹の娘の結婚式に参列しようとするが、披露宴が始まらず、破談だと騒いでる…。 うーむ、謎が解けてもなんでそんなことするのか謎が残る話だった。 「昨日がなければ明日もない」。 間借りしている竹中家の孫娘の同級生とその母から依頼を受ける杉村。 離れて暮らす小学生の息子が交通事故に遭っており、それは息子を殺すための陰謀だという。息子の心配ではなく、言いがかりをつけてお金を引っ張りたいだけの母親。 話の通じない母親の描写は、仕事で相談を受けることが多い私には苦しくなった。 こういう無理難題いう人、私は全く悪くない(というか無関係)なのに私に苛立ち、私に暴言をはき、私は責め立てる人、実際にいるんだもの。 だから、まぁ一番ラストはすっきりしたような。でも、結局はずっと搾取され困らせられていた人が割りを食ってしまう現実が、つらい。 そしてその母に育てられた娘もまた、相当なモンスター。 姉モンスターの次は姪モンスターに搾取され続けるくらいなら、捕まって強制的に離された方が、心は平穏だろう。 昨日がなければ明日もない。当然のことなんだけど、その「昨日」とは、本当にその人自身の昨日なのか、別の誰かの昨日ではないか。 過去を取り上げられた人は、未来をどう描けば良いのか。 家族の病理を見せつけられた思いだった。

Posted by ブクログ

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