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壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き
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壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

A.R.ホックシールド(著者), 布施由紀子(訳者)

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壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2018/10/26
JAN 9784000613002

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商品レビュー

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2026/09/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカの社会学者で、カリフォルニア大学バークリー校のホックシールド教授は、2010年頃、政治的分断がなぜアメリカで起きているかと言うことに興味を持った。そして、アメリカ南部のルイジアナ州に赴き、大企業による環境汚染に苦しむ人々がなぜ大企業を優遇する政策を推し進める共和党を支持するのかについて5年以上かけてフィールドワークで調べた本である。これらの人々の草の根保守派運動を、ティーパーティー運動と呼ぶ。  アメリカの東西海岸に多いリベラル派の人たちからは、中央部の保守系の人々と言うのは、自分の利益のために考える料簡の狭い人々だと見られていた。  しかし、ホックシールド氏が会ってみると、素晴らしい人柄で、各人が自分で人生を切り開き、多くの人は環境汚染に苦しみながらも共和党を支持していたのであった。 それらの人々には、アメリカという国は大企業、自分たち、中央政府や地方政府、そして政府になぜか優遇される人たちのプレーヤーがおり、メインプレーヤーは大企業と自分たちであり、大企業と自分たちは雇用や地域の発展という絆で結ばれている。そして大企業と、自分たちの共通点は自力で前に進んでいこうとする力を持っているということだと意識している。一方、政府の役人や自分たちとは違う人たちは大企業や自分たちが収める税金で生きており、言わば自分たちの足枷となっているグループだと思えてしまう。  そのため、石油掘削の結果環境が汚染されてもそれ自身は問題だが、前に進もうとする(開発を推し進める)ことの方が大事なのだ。  ところが、政府は環境保護という名目で規制しようとする。さらに政府の役人の給料は大企業やや自分たちの支払った税金からではないのか?なんでそこに住んでいない役人が口を出すのか訳がわからないという考えになっていく。さらに1970年代以降、リベラル派の考えで、黒人やヒスパニック系やアジア系などが差別されない様に優遇され、近年ではLGBTQや女性も優遇され白人男性だけがなぜか優遇措置が回ってこないこれは不公平だと感じていた。  著者のホックシールドは数多くのインタビューを通じて、実際に何が起こっているということより、人々が自分をどの様なストーリー中の投影しているかが重要だと気づく。  そんなことを人々が感じていたころ、ビジネスマンと成功したドナルド・トランプが出てきて、強いアメリカを叫び出した。まさにアメリカを前に進めるという旗印の権化ではないか! かくして、トランプは支持されるのであった。 前に読んだヴァンス副大統領の自伝より草の根保守の考えをよく理解できた気がした。

Posted by ブクログ

2026/09/20

https://x.com/nobushiromasaki/status/2101665558844543192?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

2026/08/29

アメリカのルイジアナ州に行って、暮らす人々の話をじっくり聞いた記録。 環境汚染に非常に苦労しているが、政府による規制には反対。アメリカンドリームの列に並んでいたはずなのに、横から割り込んでくる人たち・・・それぞれが自分の「ディープストーリー」を持っている。 井手英策さん夏の推薦本...

アメリカのルイジアナ州に行って、暮らす人々の話をじっくり聞いた記録。 環境汚染に非常に苦労しているが、政府による規制には反対。アメリカンドリームの列に並んでいたはずなのに、横から割り込んでくる人たち・・・それぞれが自分の「ディープストーリー」を持っている。 井手英策さん夏の推薦本。

Posted by ブクログ

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