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希望荘 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/11/09 |
JAN | 9784167911676 |
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商品レビュー
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112件のお客様レビュー
★3.5でおまけをしようとしたが。。。 これってシリーズものなんですね、まったく知りませんでした。が解説読んでみると、うーむ、若干某SFモノのような後付的な感じもしてきたなぁ。 単品でも問題ないので支障ありませんが、どうなんでしょうか、こういうのは。面白いなぁ、救いがほんの少し垣...
★3.5でおまけをしようとしたが。。。 これってシリーズものなんですね、まったく知りませんでした。が解説読んでみると、うーむ、若干某SFモノのような後付的な感じもしてきたなぁ。 単品でも問題ないので支障ありませんが、どうなんでしょうか、こういうのは。面白いなぁ、救いがほんの少し垣間見える読後感など、さすが筆力が最近の下の年齢の作家とは比べ物にならんと思っていたのに、少々味噌をつけた感じで。 まぁ別に気にせず楽しく読めば良い話ではあるのですが。
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杉村三郎シリーズ第4弾。杉村三郎は、離婚し、今多コンツェルンも離職したその後。杉村三郎は東京都北区に私立探偵事務所を開業する前後の4つの短編。 『聖域』 探偵事務所に、近所のおばさんの紹介で、依頼が来る。杉村三郎に、盛田という女性から、アパートの階下に住んでいるお年寄りの三雲...
杉村三郎シリーズ第4弾。杉村三郎は、離婚し、今多コンツェルンも離職したその後。杉村三郎は東京都北区に私立探偵事務所を開業する前後の4つの短編。 『聖域』 探偵事務所に、近所のおばさんの紹介で、依頼が来る。杉村三郎に、盛田という女性から、アパートの階下に住んでいるお年寄りの三雲勝枝がいなくなったのに、若い女性が押している車椅子に三雲勝枝はおしゃれな服着て乗っていた。そのことを不審に思い依頼したのだった。杉村三郎が、三雲勝枝を探し始める。若い女性は、三雲勝枝の娘早苗、40歳で離婚した。早苗は変な宗教カルトにかぶれて貢ようになった。年金生活していた三雲勝枝が、突然行方不明になったのは、早苗のアドバイスによるものだった。行きつけだった「睡蓮」のマスター水田大蔵も、事務所近くに「侘助」という喫茶店を開いて、相談に乗ってくれるのをありがたがる。三郎とマスターの会話が絶妙だ。 『希望荘』 老人ホームにいる武藤寛二は、心不全で亡くなった。息子の相沢幸司は、その父親が死ぬ前に、「35年前(昭和50年)に人を殺した」と言っていたことを不審に思い、杉村三郎にそのことを調べてほしいと頼んだ。杉村三郎は、老人ホームで保護士、看護士、掃除担当者から聞いていた。 昭和50年の殺人事件については、オフィス牡蠣の木田光彦のリサーチで、犯人が捕まっていることがわかった。武藤寛二は、その時働いていた吉永運送会社の同僚が犯人で可愛がっていたのだ。出頭に付き合ったのだ。孫が、よく病室におとづれ、杉村三郎におじいちゃんのことを聞く。孫は、おじいちゃんに助けられたことがあったのだ。そして、おじいちゃんのことを心配していた。 武藤寛二は、昨年公園で、ジョキングしている女性が殺されたのだ。その犯人はまだ見つかっていない。死体のそばに、三つにおられたタオルがあった。そのタオルが、杉村三郎がヒントになって、犯人がわかったのだ。それは、武藤寛二は、その事件のテレビニュースを見たことからも。 『砂男』 今多菜穂子と離婚した杉村三郎は、会社も辞めたので、山梨の実家に帰った。ちょうど父親は入院していた。兄は農園を運営し、姉は学校の先生をやっている。母親は、杉村三郎のことを勘当しているので、ケンもほろろである。母親は毒蛇のように口が悪いのだ。三郎は、兄に農業を手伝うというけど、兄は簡単に断る。兄嫁が三郎のことが嫌いなのだ。姉の世話で、フリーペーパーの仕事をするのだった。さらに農産物の販売センターを手伝うことになり、配達先の一つである評判の蕎麦屋の旦那が行方不明になるのだ。杉村三郎は、その失踪問題を解決する。 『二重身 ドッペルゲンガー』 2011年3月10日 東日本大震災の前日に、アンティークショップのオーナーが出かけ、その後連絡が取れなくなった。オーナーと付き合っている母の高校生の娘が、そのオーナーの行方を探してほしいと言われる。杉村三郎は未成年からの依頼は受けないルールがあるが、東日本大震災に巻き込まれたことから、ボランティアで調査を始める。 オフィス蛎殻の人から、「杉村さん、余計なお世話を申しますが、その案件の場合、震災がらみのーこう、何と申しますかね、感情的に揺さぶられる部分は脇に置いて、単なる行方不明の案件としてとらえることを忘れない方がいいと思います」というアドバイスを受ける。それが、行方不明の事案を解決する糸口となった。 日常の生活の中で、人が行方不明になったり、殺されたりする。人はなぜ殺すのかという事件を、日常を描く中で、その事件の見えない景色を見つけ出して、事件を解決する。 この杉村三郎、探偵としての能力は高いが、経済的に成り立つのだろうか?
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杉村三郎シリーズ第四弾。 4遍からなる短編集。 どれもちょい切ない。 宮部みゆきさんの小説は読み始めると止まらなくなる。一気読みでした。 人物描写がほんとにうまいなぁ。
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