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なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理 講談社選書メチエ686
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/10/12 |
JAN | 9784065135198 |
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なぜ私は一続きの私であるのか
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
読み始めて思いのほか早く読めて(一日で半分以上)いるのだけれど、なにしろ難解なので、途中いろいろ考えたことを忘れそう。 ということで、とりあえずここまでのところをレビューしておく。 著者はてんかんが専門の精神科医なのだけど、著者の書く文章がやや冗長でわかりにくいことも手伝って、...
読み始めて思いのほか早く読めて(一日で半分以上)いるのだけれど、なにしろ難解なので、途中いろいろ考えたことを忘れそう。 ということで、とりあえずここまでのところをレビューしておく。 著者はてんかんが専門の精神科医なのだけど、著者の書く文章がやや冗長でわかりにくいことも手伝って、とにかく難しい。 ってか、哲学と脳科学、精神病理学がこんなにもつながりあっていたとは。文系と理系の違いがあったんじゃなかったかしらと、自分のこれまでの認識を疑ってしまう。大脳生理学とか、自然科学とか、そこらへんもわかってないとなかなか理解できない。 かろうじて私は、実際に精神疾患の患者と接してきているせいか、そのあたりの学問的知識がいまいちでも、巻頭の統合失調症患者の色の分類の研究結果はとても納得感がある。あああ、確かに、そうだね、そうなるわ、と思える。その考察も、彼らの思考(が見えるわけではないけれど、その様子を外からみて想像できる状態)の論理が非常にわかりやすくて、腑に落ちた。ははーん、なるほど、そう理解するとなんだか彼らの思考回路がわかるぞ、と思える。まあでも了解可能な言動であるわけではないのだけれども。 それにしても、兼本先生の文章はどうしていつもこうもわかりにくいのか。学術的な話が続いた中に事例が入ってくるのはいいとして、個人的なエピソードが突然混じったりして、あれ?これは専門書ではないのだっけ?みたいな戸惑いがある。そして表現が回りくどいから、それでなくとも難解な内容がより一層わかりにくいという。 とっても興味のある内容だから、もっとわかりやすく知りたいんだけどな。 難解だけれど、丁寧に読み込んでいってなんとかついていっている感じ。 もっとしっかり勉強してしっかり理解したいな、精神病理学。 <2024.8.13読了後> 精神医学とか脳科学関連の内容が濃いところはわかるんだけど、ベルクソンとかハイデッガーとか出てくると途端に???が先行。そのあとにちょっとだけ例を挙げてもらえたりするとそれはとても興味深く、どうにかこうにかついていく。 表象とはなにかについて、歌手と三角形の例はわかりやすくて、ああ、イデアのことかな、なーんてわかったような気になっていたら、いやいや、イデアなんて話はあえて説明するようなことでもなく、それをもってじゃあ哲学的にどう考えるのか、って話で。 哲学の知識がなさすぎて汗。 でも普遍論争とか、同じものが同じものとして反復する時間を超えた縮約とか、読み込んでいくとそれはそれでとても面白くて、もっとわかりたい気持ちにさせられる。 それから、本書の主旨とはたぶん外れたところになるんだろうけど、先生の専門分野、てんかんにまつわるある症状について。 発作性恐怖という症状は知らなかった。なかなか興味深く、これはパニック発作との鑑別がそれは難しいだろう、と想像はつく。ただ、てんかん専門医であれば検査をせずとも、ある程度診断がつくのだとか。長い間、ある事柄について経験をかさねるということはこういうことなのでしょうね、としみじみ。 全体を通して、全くもって???な哲学的考察と、非常に興味深い事例の紹介と、また私自身がとても納得感のある論述とが入り混じって出てくるため、ある時は眠気に誘われ、ある時は知的好奇心がくすぐられ、ある時は自分の経験を補足してくれるような満足感に満たされるという、かなりアンバランスな読書体験だった。 そうして、言ってしまえば、タイトルの「なぜ私は一続きの私であるのか」について、答えにたどり着いてるのか?これは?という疑問もある。読了したけど、わかんなかったけど?私の知識教養不足、読解力不足なんだろうか。そうかもしれんけども。 兼本先生の読みにくい文章だとしても、すっごく興味の湧く題材なので、なんとか基礎知識から育てていって、しっかり理解できるくらいにはなりたいなあ。 兼本先生の前著を読むか~。
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難しい!哲学の知識がないと分からない!最低でも前書は読まないと無理なのかもしれない。カントぐらいは勉強してないと何の歯も立たないかも。哲学を勉強したら読み直してみたい。
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第1章 同じものが同じになる時、同じでなくなる時 第2章 「私」が成立する脳的条件 第3章 物来りて我を照らす 第4章 面前他者を了解すること―精神病理学の営み 第5章 ベルクソンと脳科学 第6章 普遍論争を再考する―馬性は馬性以外の何ものでもない 第7章 行為としての臨床哲学 ...
第1章 同じものが同じになる時、同じでなくなる時 第2章 「私」が成立する脳的条件 第3章 物来りて我を照らす 第4章 面前他者を了解すること―精神病理学の営み 第5章 ベルクソンと脳科学 第6章 普遍論争を再考する―馬性は馬性以外の何ものでもない 第7章 行為としての臨床哲学 付録 脳内散策のための小マップ 著者:兼本浩祐(1957-、島根県、精神医学)
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