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童の神

今村翔吾(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2018/09/28
JAN 9784758413299

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商品レビュー

4.1

55件のお客様レビュー

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2024/04/22

さすが今村先生の本って感じです。とても面白い!童の仲間の桜暁丸(花天狗)や畝火(土蜘蛛)、粛慎(鬼)、滝夜叉などたくさんの仲間が朝廷側の源頼光や渡辺綱、卜部季武、碓井貞光や坂田金時、その息子の坂田蔵人と激戦を繰り広げます。その前に桜暁丸の師匠蓮茂や兄の藤原保輔(袴垂)、元滝夜叉の...

さすが今村先生の本って感じです。とても面白い!童の仲間の桜暁丸(花天狗)や畝火(土蜘蛛)、粛慎(鬼)、滝夜叉などたくさんの仲間が朝廷側の源頼光や渡辺綱、卜部季武、碓井貞光や坂田金時、その息子の坂田蔵人と激戦を繰り広げます。その前に桜暁丸の師匠蓮茂や兄の藤原保輔(袴垂)、元滝夜叉の頭領の皐月、土蜘蛛の頭領の毬人など桜暁丸の親しかった人物がどんどん亡くなってしまいます。しかし、桜暁丸は諦めずに粛慎の頭領になります。そこで、しばらくの間、童たちの最後の砦大江山で何回も朝廷軍を撃破します。頭領の桜暁丸、副頭領の虎前、欽賀、葉月、星哉などの最強の仲間が集まっています。僕は最後の決死の突撃の場面が1番面白かったです。やはり今村先生の本はとても面白いです!【小6】

Posted by ブクログ

2024/04/02

初めての今村翔吾だったけど、文体がめ〜〜ちゃくちゃ読みやすい。いい意味で描写に文字を割かないのでどんどん進む。アニメ映画を観ている感じ。公開はいつですか?

Posted by ブクログ

2023/10/14

大江山の鬼退治という童話のような伝説ともなっている話を、リアルでありながらファンタジックに、生き生きと描いた小説。 平安時代。 中央集権が進み、宮中文化が栄えた平安時代は、平和でも安心できる世でもなかった‥? 安和の変が起きた962年に物語は始まります。 京の都にも、ほど近い地...

大江山の鬼退治という童話のような伝説ともなっている話を、リアルでありながらファンタジックに、生き生きと描いた小説。 平安時代。 中央集権が進み、宮中文化が栄えた平安時代は、平和でも安心できる世でもなかった‥? 安和の変が起きた962年に物語は始まります。 京の都にも、ほど近い地域にも、「童」と呼ばれる、朝廷にまつろわぬ者たちがいた。「童」というのは、子供という意味ではなく、鬼、土蜘蛛、夷、滝夜叉、山姥などをまとめて蔑んで呼ぶ言葉。 一方的に蔑む権力者に対抗して、乱が起きたのだが、あえなく鎮圧される。 安倍晴明は、皆既日食を凶事と断じ、ゆえに恩赦が出るように事を運ぶ。じつは童と通じていて、囚われた彼らを救ったのだ。 この年この日、越後で桜暁丸(おうぎまる)が生まれた。父は郡司で、流れ着いた異国の女性との間に子をなしたのだ。夷を差別しない人柄だったが、京に目をつけられてしまう。 桜暁丸は父と故郷を喪い、「花天狗」という盗賊となった。のちの「酒呑童子」この童子という名が子供という意味ではなかったわけです。 跋扈する盗賊や、表には出ずに山で暮らす人々との出会い。 それぞれの強さと意気地、はかなさとしぶとさ。 影に日に活躍する女性たちも魅力的です。 実在する人物も、伝承を思わせる内容も出て来て、その描き方がスピーディで熱っぽく、きらきらと輝くよう。 引き込まれて一気読み。 史実でこれほど大規模な闘いがあったのかどうか。 平安時代については、数字的なことがよくわからないのだが。 赤い血の流れる同じ人間でありながら、秩序になじまないという理由で、否定する。 元はそれぞれ離れた土地で、その土地なりに暮らしていただけなのに。 世の制度が整っていくときに起きる残酷さ。 時代の流れとはまた別な、異なるものを排除する心理。 現代でも、根深く、あちこちで起きている現象のようにも思います。 せめて、極端な差別や争いを起こさない方向へ、進んでいけたらと願うばかり。 2019年初読。2023年、文庫で再読。

Posted by ブクログ

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