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会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ―500年の物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2018/09/26 |
| JAN | 9784532322038 |
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会計の世界史
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商品レビュー
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206件のお客様レビュー
会計制度の詳細には立ち入らず、その成り立ちから現在までの発展を解説している。大まかに言えば、会計の発展は三段階あり、本書の三部構成は各段階に対応している。 簿記 → 財務会計 → 管理会計 本書のタイトルは「会計の世界史」であり、「会計史」ではない。会計の重要な歴史を中心に置...
会計制度の詳細には立ち入らず、その成り立ちから現在までの発展を解説している。大まかに言えば、会計の発展は三段階あり、本書の三部構成は各段階に対応している。 簿記 → 財務会計 → 管理会計 本書のタイトルは「会計の世界史」であり、「会計史」ではない。会計の重要な歴史を中心に置きながらも、大航海時代のイタリアから産業革命まっただ中のイギリス、そして大陸横断鉄道の建設から現代にいたるアメリカを駆け足で抜ける世界史読み物に近い。また、時代を切り取る道具として絵画(第一部)、発明(第二部)、音楽(第三部)を軸に据えるという、面白い構成を採用している。写真やイラストがふんだんに盛り込まれ、柔らかい語り口とあわせて読みやすい。本書で会計を学ぶのは無理があるものの、簿記や財務会計、管理会計がどういった背景から生まれたのかが理解できる。 はしがきには、本書の特徴として次の2点が挙げられている。 ・会計の歴史を物語として表現したこと ・簿記、会計、ファイナンスの全体を紹介したこと これらの特徴は本書の中身を正しく言い表しているが、コーポレート・ファイナンスを取りあげた第三部は、物語として読むと少しばかり強引さが目に付く。管理会計だけだと第三部を書き切れなかったという事情もあるのかもしれない。 第一部から第三部の概要は次のとおり。 第一部は、15世紀のイタリアで誕生した簿記から、17世紀のオランダで成立した株式会社までの流れを描く。東方貿易で商売に成功したヴェネチア商人たちは帳簿を付ける必要に迫られ、そこから簿記が誕生する。やがて、17世紀に入るとプロテスタントの国・オランダに他国から商人が流れ込み、商業が盛んになる。ビジネスの大規模化にともない、身内(家族・親族)や仲間だけでなく、広く出資者を募るために、世界初の株式会社(東インド会社)が誕生する。アムステルダムには世界初の証券取引所も開設される。 第二部は、世界初の蒸気機関車を生んだ19世紀のイギリスに舞台を移す。鉄道の開設には土地・車両・駅舎など多くの固定資産が必要だが、初期投資に比して日々の運賃収入は小さく、開業当初は利益が出にくい。しかし、株主を満足させるためには利益が必要であり、そこで登場したのが「減価償却」。現金主義会計(収支=収入―支出)から発生主義会計(収益=収益―費用)への移行が始まる。その後、19世紀後半に入り、投資先がアメリカへと向かう。 株式投資が盛んになるにつれて、会計士による監査が一般的になってくる。貸借対照表と損益決算書を正しく作成し、監査を受けることで、投資家に正しい財務情報を提供することができる。さらに、1929年10月の株価大暴落を踏まえ、ディスクロージャーが強化され、投資家保護の視点が重要性を増した。20世紀後半からは、通信網の発達にともないグローバル投資の時代に突入し、国際会計基準が登場する。 第三部は、再び19世紀のアメリカに視点を戻し、鉄道会社から始まった管理会計の発展に目を向ける。外部報告のための財務会計に対し、管理会計の目的は内部利用。標準品の大量生産を基本とする製造業では、コスト削減による効率化が重視され、管理会計に標準原価計算が持ち込まれる。コストを変動費と固定費に分け、限界利益を明らかにすることで、予算管理が可能となる。管理会計のセグメント情報が製品別から事業別へと発展すると、セグメントごとの業績評価が可能となり、組織の分権化を進めることができる。
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面白い。昔から知ってたけど、BANCOが元々は机を意味した(実は銀行)エピソードは興味深かった(札束を勘定するから)。
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小難しくなく、物語メインで楽しく読めた。 著者の方、音楽が好きなんだろうなと、もとのすごく熱量を感じた。
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