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会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ―500年の物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2018/09/26 |
| JAN | 9784532322038 |

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会計の世界史
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商品レビュー
4.4
213件のお客様レビュー
「会計と歴史をエピソード満載に組み合わせ、楽しい物語を作る。」(p.414)という本書の企図は、よく実現されていると思います。 感覚的には、会計:歴史=3:7くらいではないでしょうか。 要するに「読み物」なので、勉強をするためというよりは、休日に読んで引き出しを増やすためのものと...
「会計と歴史をエピソード満載に組み合わせ、楽しい物語を作る。」(p.414)という本書の企図は、よく実現されていると思います。 感覚的には、会計:歴史=3:7くらいではないでしょうか。 要するに「読み物」なので、勉強をするためというよりは、休日に読んで引き出しを増やすためのものというところです。 構成としては、次のとおり3部立てです。 第1部 簿記と会社の誕生 第2部 財務会計の歴史 第3部 管理会計とファイナンス 第2部の途中からほぼアメリカの話になるのですが、私にとってはこれが良かったです。 本書では①産業史、②音楽、③会計の3種類の話を織り交ぜて文章が進みます。 このうち特に①のアメリカ産業史について、私は全然知らなかったので、とても新鮮に感じたんです。 ケネディ、スタンフォード(鉄道)、カーネギー(USスチール)、ロックフェラー、J・P・モルガン、コカ・コーラ、マッキンゼー、エジソン(GE)、デュポンといった一度は聞いたことがあるような実業家や企業の名前。 彼らの活躍によって産業が発展するのと並行して、ディスクロージャー、連結決算、標準原価計算、事業部制、ROI、企業価値といった概念が作られ、会計学や経営学もまた発展していったというのは、何やら感動的でした。 あと、試験勉強の際は丸覚えでよかった会計学上の概念も、歴史を紐解けば出自が分かります。 例えば、財務会計の勉強として会計基準を読んでいると、将来キャッシュフローの現在価値といったファイナンスによって作られた概念が出てきます。 あるいは、決算書に出てくるセグメント情報について、日商簿記試験のテキストでは工業簿記の内容として説明されていますが、これは元々セグメント情報が「他人のため」に作られたのではなく、「自分のため」の管理会計として作られたからです。 こうした会計学上の概念は、最初から並列的に存在しているのではなくて、いつか誰かが必要に駆られて考え出したもの。 しかもそれは、せいぜいここ500年以内の話でしかありません。 歴史それ自体は出来事の羅列にすぎないわけですが、学問上の概念には、生み出されたときに生み出した人が込めた意味が必ずあるので、やはり学説史は特別です。 それを「読み物」として手に取ることができるわけですから、本書を読むのはとてもお得ですね。
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有意義な一冊。 簿記はイタリア発祥。商人が自らの為に帳簿を付け始め、その簿記の技術をルカ・パチョーリという人物がまとめ上げた。つまり誰かが簿記を発明したという訳ではない。 旅歩く商人の身と金品を盗賊から守る為にバンコ=銀行が誕生。バンコとは机という意味で机の上で客と金のやり取りを...
有意義な一冊。 簿記はイタリア発祥。商人が自らの為に帳簿を付け始め、その簿記の技術をルカ・パチョーリという人物がまとめ上げた。つまり誰かが簿記を発明したという訳ではない。 旅歩く商人の身と金品を盗賊から守る為にバンコ=銀行が誕生。バンコとは机という意味で机の上で客と金のやり取りをする者という意味だそう。 そして蒸気機関車の誕生により会計の主人公は商人達の為から投資家など第三者の為のものへと移り変わり会計ルールも発展、工業化や情報化へと時代は進む。 そのほか、音楽や絵画、思いもよらぬ話題が散りばめられている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかったけれど、それなりに難しかったです。特に後半。会計にも世界史にも疎いのになぜ買ったんだと思うんですが、買ったからにはの精神で読みました。「蒸気機関の運航初日に人身事故があった」「蒸気機関のために電信が発達した」「原価と時価の違い」「国際会計基準がアメリカ式、イギリス式、日本式とあり、どれを使うかは会社次第」「ベンツがドイツ基準では黒字だったのに、アメリカ基準では赤字だった」思いのほか、覚えてなかったことに驚きました。やっぱり「へぇ」とはなるんですが、定着は難しい。マンガ版も気になります。
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