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プラトン ソクラテスの弁明 角川選書 シリーズ世界の思想1002
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プラトン ソクラテスの弁明 角川選書 シリーズ世界の思想1002

岸見一郎(著者)

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プラトン ソクラテスの弁明 角川選書 シリーズ世界の思想1002

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/08/27
JAN 9784047036369

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プラトン ソクラテスの弁明

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商品レビュー

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2025/01/19

ソクラテスの生涯と背景 - 生い立ちと哲学の形成: ソクラテスは、政治家としての道を考えていたが、ペロポネソス戦争後の政治的混乱を目の当たりにし、哲学に向かう決意を固めた。特に、師であるソクラテスの死は彼に大きな影響を与え、哲学と政治の統合を模索するようになった。 - アカデメイ...

ソクラテスの生涯と背景 - 生い立ちと哲学の形成: ソクラテスは、政治家としての道を考えていたが、ペロポネソス戦争後の政治的混乱を目の当たりにし、哲学に向かう決意を固めた。特に、師であるソクラテスの死は彼に大きな影響を与え、哲学と政治の統合を模索するようになった。 - アカデメイアの設立: プラトンは40歳の時にアテナイの郊外にアカデメイアを設立し、若者たちに哲学を教えることを通じて理想的な国家の実現を目指した。 裁判と弁明 第一の弁論 - ソクラテスは、告発者たちの主張が真実でないことを指摘し、自己の哲学的立場を守るために弁明を行った。 - 自らの生き方を語り、真実を語ることの重要性を強調。 第二の弁論 - 有罪判決後、ソクラテスは軽い刑を提案するが、同情を引くような演技はせず、誠実さを保ったまま弁論を続けた。 - 裁判員に対し、自らの信念を貫くことの重要性を訴えた。 第三の弁論 - 裁判の結果が出た後、ソクラテスは自らを死刑にすることがアテナイにとっての災いであると警告し、哲学者としての使命を遂行する意義を再確認した。 ソクラテスの哲学 知恵と無知 - ソクラテスは、自分が無知であることを認識している点で他者よりも知恵があると述べ、知識を追求することの重要性を強調した。 - 知者と思われる人々との対話を通じて、実際には無知であることが明らかになるケースが多いことを指摘。 魂の価値 - 魂を優れたものにすることが人間の徳であるとし、善悪の知を持つことの重要性を説いた。 - 財産や名声よりも、魂の状態に気を使うべきであるという考えを示した。 結論 ソクラテスの弁明は、彼の哲学的信念だけでなく、真実を追求する姿勢や倫理観を示す重要な文書である。彼は自らの死を恐れず、真実を語ることが人間にとって最も価値のある行為であると訴え続けた。この作品は、私たちにとっても哲学的な探求や倫理的な判断を再考するきっかけを与えている。 ソクラテスの生涯に関する要約 概要 本書では、ソクラテスの裁判と死刑判決に至るまでの経過、彼の哲学的信念、及び彼の教えが持つ倫理的意義について詳述されています。ソクラテスは、真実を追求し、魂の徳を重視する生き方を貫いた哲学者であり、彼の言葉と行動は後の哲学に多大な影響を与えました。 ソクラテスの裁判 法廷のプロセス - 裁判は原告と被告の弁論から始まる。 - 弁護士制度がなかったため、被告は自己弁護を行う必要があった。 - 投票によって有罪または無罪が決定され、有罪の場合は刑罰が議論される。 裁判の結果 - ソクラテスは死刑判決を受けたが、デロス島での祭りのため、すぐには執行されなかった。 - 友人たちがソクラテスを救おうとしたが、彼は逃亡を拒否し、毒杯を仰ぐ選択をした。 ソクラテスの哲学 徳と真実 - ソクラテスは「魂の優れた状態」を徳(アレテー)と考え、物質的な富や地位よりも精神的な成長を重視した。 - 彼は弁論術を通じて人々を教育しようとするソフィストたちに対し、真実の探求が最も重要であると主張した。 哲学的探求 - ソクラテスは「知を愛し求める」ことが哲学の本質であると考え、他者の知識を吟味し、無知を認識する過程が重要であると説いた。 - 彼は倫理的な真実を求めることを重視し、幸福とは物質的なものではなく、内面的な徳に基づくものであると教えた。 ソクラテスとプラトン - ソクラテス自身は著作を残さなかったが、プラトンの対話篇を通じて彼の思想や裁判の様子が伝わっている。 - プラトンはソクラテスの教えを受け継ぎ、彼の哲学を発展させた。 ソクラテスの死 最期の言葉 - ソクラテスは死を恐れず、真実を語り続けた。彼の最後の瞬間は、彼の信念に従った生き方の象徴であった。 - 彼は裁判官に対して、倫理的な生き方を選ぶことが重要であり、死は恐れるべきものではなく、むしろ神の意思に委ねるべきであると述べた。

Posted by ブクログ

2024/09/22

真実によって裁かれる。自分の生き方を正しくない方に持っていき楽をすれば後から真実によって裁かれ辛い思いをすることになる。だからこそ1番楽で安全で容易な道は、間違えに気付いたらそこで改めて正しい道を生きようとすることである。

Posted by ブクログ

2024/07/26

【知らないことを知っている】 ・固定概念からの脱却。 ・知の追求。 ・多数決では計れない真実とは? ソクラテスが超人なのか?プラトン、親友クリトン。 ソクラテスの周りにいる人が卓越されているのか? 時代を超えて、なおも現代に影響を与える重厚さ。 今聞いても鮮度が維持される。 不思...

【知らないことを知っている】 ・固定概念からの脱却。 ・知の追求。 ・多数決では計れない真実とは? ソクラテスが超人なのか?プラトン、親友クリトン。 ソクラテスの周りにいる人が卓越されているのか? 時代を超えて、なおも現代に影響を与える重厚さ。 今聞いても鮮度が維持される。 不思議な感覚を体感した。 時代も土地も環境も違うにもかかわらず、なんだろう? 善と悪。為になる事とならない事。洗練されたシンプルで美しいと言って良いのか?魂の磨き。 言葉として言うのは簡単だが、言葉の奥に映る何かがある。 そこに気づきを求めていく事。 他人ではなく、常に自分に影響を与え続ける事で周りにも伝播する。 時間の流れによる知の探求。 スタートと今と未来とでは必ず考え方に変化が訪れている。 終わりはない。 進化し続ける。 生物としての礎。

Posted by ブクログ

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