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文明の奥と底 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫
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文明の奥と底 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫

松岡正剛(著者)

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文明の奥と底 千夜千冊エディション 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/08/24
JAN 9784044003586

文明の奥と底

¥660

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2024/02/28

『千夜千冊エディション 文明の奥と底』 松岡正剛 2018年 角川ソフィア文庫 遠い昔の、文明と奥と底に隠された 『世の初めから隠されていること』とは何か? 「犠牲」と「強奪」そして「殺戮」。 グローバリズム、飢餓と肥満とWTOの凶行を暴く 千夜千冊エディション。 第一章では...

『千夜千冊エディション 文明の奥と底』 松岡正剛 2018年 角川ソフィア文庫 遠い昔の、文明と奥と底に隠された 『世の初めから隠されていること』とは何か? 「犠牲」と「強奪」そして「殺戮」。 グローバリズム、飢餓と肥満とWTOの凶行を暴く 千夜千冊エディション。 第一章では、 『モーセと一神教』『ユダヤ人とは誰か』『アンチキリスト』 『ユダヤ国家のパレスチナ人』などを取り上げ、 今なお複雑な問題を抱える イスラエルとパレスチナ間の紛争に至るまでの 世界の混乱と欺瞞を読み解いていく。 第二章では、 旧約聖書『ヨブ記』からはじまり、 本書のキーブックとも言える ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』で、 歴史の最初から「犠牲」と「強奪」「暴力」で 始まっていたこと、 それを隠し正当性をかぶせ、 そこに市場と国家、制覇と戦争を 組みあげたことを暴く。 そしてヒトラーのナチスにも 多大な影響を与えた『アーリア神話』、 20世紀初頭に世界に湧きあがった 黄色人種差別について綴られた 『黄禍論とは何か』を取りあげる。 第三章では、 東洋文明の奥へと入り込み、 長江文明の動向から中国大陸の歴史へと 進んでいく。 最終章となる第四章では、 現代におけるグローバリゼーションに焦点を当て、 その問題を浮き彫りにする。 ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション』にはじまり、「ゼロ年代の50冊」1位に輝いた ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』、 コンラッド・ローレンツ『鏡の背面』、 そしてWTO(世界貿易機関)の凶行を暴いた ラジ・パテル『肥満と飢餓』を 本書の結びとしている。 文明はその歴史のはじまりから 己の正当性を主張し、美化してきた。 そしてそれに不要なものを奥と底に隠してきたのだ。 そしてその後も文明が権力や資本や技術によって 矛盾を持つようになる。 それは今でも続いている。 いつの日かこれらが白日の元に 晒される日が来るだろう。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ⚫︎目次情報⚫︎ 前口上 第一章 文明と民族のあいだ ジークムント・フロイト『モーセと一神教』 アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』 ノーマン・コーン『千年王国の追求』 バーナード・マッギン『アンチキリスト』 アモス・エロン『エルサレム』 デイヴィッド・グロスマン『ユダヤ国家のパレスチナ人』 第二章 聖書とアーリア主義 旧約聖書『ヨブ記』 ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』 レオン・ポリアコフ『アーリア神話』 ハインツ・ゴルヴィツァー『黄禍論とは何か』 マフディ・エルマンジュラ『第一次文明戦争』 エドワード・W・サイード『戦争とプロパガンダ』 第三章 東風的記憶 徐朝龍『長江文明の発見』 古賀登『四川と長江文明』 宮本一夫『神話から歴史へ』 林俊雄『スキタイと匈奴 遊牧の文明』 第四章 鏡の中の文明像 ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』 ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』 フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』 オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』 アーノルド・J・トインビー『現代が受けている挑戦』 コンラート・ローレンツ『鏡の背面』 ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』 サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』 ラジ・パテル『肥満と飢餓』 追 伸 何が隠されてきたのか ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Posted by ブクログ

2023/09/08

本書で紹介されているものは、古典的名著と大著が多いような気がする。自分で読むのはかなりキツそう。 それにしても正剛さんの読んだ本を関連づけて、アメーバが増殖するかの如く書物の伽藍を構築していく様は素晴らしい。 残念ながら今の自分には本の内容紹介すら理解するのがままならない。

Posted by ブクログ

2022/01/30

第1章 文明と民族のあいだ 895夜 ジグムント・フロイト 『モーセと一神教』 946夜 アーサー・ケストラー 『ユダヤ人とは誰か』 897夜 ノーマン・コーン 『千年王国の追求』 333夜 バーナード・マッギン 『アンチキリスト』 1630夜 アモス・エロン 『エルサレム』 ...

第1章 文明と民族のあいだ 895夜 ジグムント・フロイト 『モーセと一神教』 946夜 アーサー・ケストラー 『ユダヤ人とは誰か』 897夜 ノーマン・コーン 『千年王国の追求』 333夜 バーナード・マッギン 『アンチキリスト』 1630夜 アモス・エロン 『エルサレム』 398夜 デイヴィッド・グロスマン 『ユダヤ国家のパレスチナ人』 第2章 聖書とアーリア主義 487夜 旧約聖書 『ヨブ記』 492夜 ルネ・ジラール 『世の初めから隠されていること』 1422夜 レオン・ポリアコフ 『アーリア神話』 1423夜 ハインツ・ゴルヴィツァー 『黄禍論とは何か』 720夜 マフディ・エルマンジュラ 『第一次文明戦争』 902夜 エドワード・サイード 『戦争とプロパガンダ』 第3章 東風的記憶 331夜 徐朝龍 『長江文明の発見』 1452夜 古賀登 『四川と長江文明』 1450夜 宮本一夫 『神話から歴史へ』 1424夜 林俊雄 『スキタイと匈奴 遊牧の文明』 第4章 鏡の中の文明像 1360夜 ナヤン・チャンダ 『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』 1361夜 ジャレド・ダイアモンド 『銃・病原菌・鉄』 1363夜 フェルナン・ブローデル 『物質文明・経済・資本主義』 1024夜 オスヴァルト・シュペングラー 『西洋の没落』 705夜 アーノルド・トインビー 『現代が受けている挑戦』 172夜 コンラッド・ローレンツ 『鏡の背面』 475夜 ダニエル・ベル 『資本主義の文化的矛盾』 1083夜 サミュエル・ハンチントン 『文明の衝突』 1610夜 ラジ・パテル 『肥満と飢餓』

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