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自画像 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2018/08/07 |
JAN | 9784575521382 |
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自画像
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商品レビュー
3.3
12件のお客様レビュー
女性が婚約者に語りかける形で(というよりほぼ独白に近い形で)、とある私立中学での学校生活がつづられていく。学校生活の内容、特にスクールカーストに関する描き方はえらく解像度が高く、あぁこういうことあったな…こういう奴いたな…と思春期の記憶が掘り起こされる。 目を背けたくなるような内...
女性が婚約者に語りかける形で(というよりほぼ独白に近い形で)、とある私立中学での学校生活がつづられていく。学校生活の内容、特にスクールカーストに関する描き方はえらく解像度が高く、あぁこういうことあったな…こういう奴いたな…と思春期の記憶が掘り起こされる。 目を背けたくなるような内容でも、読み進めなければどこにたどり着くのかわからない。しかし読み進めていくと物語は意外な方向に転がっていく。 残酷なスクールカーストの解像度が高すぎるがゆえに、後半の展開がややチープに感じられてしまったのが個人的には残念。ネットがなかった時代の学校の閉塞感、思春期の美醜における残酷な評価、などは語り尽くされたテーマだから、意外性を狙ったのかもしれないが、果たしてこれで登場人物達は救われたのだろうか。 自分の読解力の問題な気もするが、いまいち何を描きたかったのががピンボケしてしまったような印象を受けた。しかし読み手をぐいぐいと引き込む小説であったのも事実なので、作者の他の小説も読んでみようと思う。
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初めましての作者さん。 「心をえぐる衝撃」と煽り帯だが、どうせ言うほど衝撃でもないんでしょ?と思いつつ、結局気になって選んでしまった。 不思議な書き出しから始まっていきなり面食らう。 その後も淡々と話が進むのだが、妙に引き込まれてぐい読み。 急展開があってからは、なんとも言えん...
初めましての作者さん。 「心をえぐる衝撃」と煽り帯だが、どうせ言うほど衝撃でもないんでしょ?と思いつつ、結局気になって選んでしまった。 不思議な書き出しから始まっていきなり面食らう。 その後も淡々と話が進むのだが、妙に引き込まれてぐい読み。 急展開があってからは、なんとも言えん感情で読み終えた。 いつも通り帯がハードルを上げたが、これは確かに衝撃だ。 人によっては読まない方がいいかも。 面白いという言葉が不適切になる気もする。 詳細に描かれていない部分もあるので、スッキリしないけど、終わり方はこれでいいと思う。 そうでないと救われない。 やめたからには、幸せな未来を掴んでほしいもんです。 なかなか感想が難しい作品でした。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 腐った人間、絶滅しないかなぁ。
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書き出しからよくわからない。でもそういうのは結構好みだ。 一方通行だと思いきや最後の方で立体化されていくような構成はすごいと思った。 はっきりとした主人公を作らないのもこの小説のテーマであり、魅力なんじゃないかと思う。
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