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トリフィド時代 食人植物の恐怖 創元SF文庫
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トリフィド時代 食人植物の恐怖 創元SF文庫

ジョン・ウィンダム(著者), 中村融(訳者)

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トリフィド時代 食人植物の恐怖 創元SF文庫

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2018/07/30
JAN 9784488610043

トリフィド時代 食人植物の恐怖

¥1,045

商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/05/12

彗星によってほとんどの人類が視力を失った後、異動する植物トリフィドの反乱がおこる、SFの古典的名作。 読むと、さまざまのゾンビもののルーツ的なテーマを感じます。すなわち、怖いのはゾンビでもなく人間だよねという。そうしたテーマの元祖がこれかどうかは知りませんが、トリフィドを狂言回...

彗星によってほとんどの人類が視力を失った後、異動する植物トリフィドの反乱がおこる、SFの古典的名作。 読むと、さまざまのゾンビもののルーツ的なテーマを感じます。すなわち、怖いのはゾンビでもなく人間だよねという。そうしたテーマの元祖がこれかどうかは知りませんが、トリフィドを狂言回しに人間が集団で生きていくための考え方をあれこれと提示させる面白さ。 とはいえ、逆に言うと様々なゾンビもの作品はこれの先を行っているわけでもあり、古典だからこその「それもう知ってる」感はやむを得ないところでした。

Posted by ブクログ

2025/02/04

ある日、主人公以外の人間の視力が失われ、三本足の動く植物トリフィドが、人類に襲いかかり……というパニックSF。 小学生のころに子供用リライト版を初めて読んでから、たぶん4、5回は読み直してるんだけど、読むたびに面白い。 あらすじは知ってるはずなのに、先が気になってページをめくる...

ある日、主人公以外の人間の視力が失われ、三本足の動く植物トリフィドが、人類に襲いかかり……というパニックSF。 小学生のころに子供用リライト版を初めて読んでから、たぶん4、5回は読み直してるんだけど、読むたびに面白い。 あらすじは知ってるはずなのに、先が気になってページをめくる手が止まらない。 70年前の作品なのに、古さを感じさせない。 再読して改めて感じたんだけど、やはりウインダムはキャラクターを描くのが上手い。 本作でも、主義主張や立場が異なる様々な人々が生き生きと描かれていて、さながら映画を見ているようだった。 (同じウインダムの「さなぎ」でも、それぞれのキャラクターの深さを感じた。) 登場時には強権的だったコーカーは、以前読んだ時には悪印象があったけど、今回読んだら少し考えが変わった。 「そうだな、いってみれば印刷屋が印刷された言葉を供給するのとまったく同じように、おれはしゃべり言葉を供給するんだ。印刷屋は、自分が印刷する言葉を一から十まで信じていなくてもかまわないわけだ。」(p243) 同じような状況のパニック小説に、サラマーゴの「白の闇」があるんだけど、そっちは現実の残酷さが際立っていて、絶対再読する気にはなれない。(あれがノーベル賞なら、ウインダムは三回くらいノーベル賞とれるよ!) 石黒さんの表紙もいいですね。

Posted by ブクログ

2024/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫版を読了。石黒正数さんの表紙に惹かれて、購入したが暗くなりすぎず強かに生きる様は作風とも合っていたように思う。 古い作品だが、後書きでも触れていた通り近年のゾンビ物に通じる部分があり、主人公が思ったより状況に適応している事も合わせて、終末ものにも関わらず陰惨な気分にならず読み進めることが出来た。 一夜にしてこの世の全てが変わってしまうSFまたはホラー的な始まりから、家族という形の普遍的幸せを垣間見せて終わるのはこの作品が長く愛されている一つの要因のように思う

Posted by ブクログ