鳥類学者 無謀にも恐竜を語る 新潮文庫

川上和人(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2018/06/28
• JAN: 9784101215112

商品レビュー

2024/12/15

おもしろかった
鳥類が、恐竜を子孫とする可能性
今目の前で生きている鳥を観察している研究者が、その知見を踏まえて、恐竜の生きている姿を類推するのは、それなりに根拠のある作業だと思った。
最後までちょこちょこ読んで読み終われた！

2024/10/15

タイトル通りの内容。
鳥類学者らしく、現生の鳥と比較して、恐竜の生態や身体の特徴を想像する本。
あくまで著者の想像ではあるが、鳥に関する知識が根拠としてあるため、非常に納得できる内容となっている。
恐竜に関する新しい情報もしっかりと紹介されており、鳥にも恐竜にも詳しくなれる一冊。

2024/08/29

鳥は恐竜の子孫である、という話は最近では一般にも浸透しつつあると思う。しかし、子孫である、ということが何なのかを考えた人は意外に少ないのではないだろうか。この本は、鳥の特徴から、化石だけでは分からない恐竜の生態（鳴き方、歩き方、家族形態）や進化の流れを推察と空想を組み合わせながら分析している。鳥＝飛ぶ、程度のイメージしかなかったが、これだけのことが推察できるのかと恐竜以上に鳥の生態に興味を持った。