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そっと静かに 新しい韓国の文学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | クオン |
発売年月日 | 2018/06/25 |
JAN | 9784904855706 |
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そっと静かに
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
ピアノのお話が良かったです!第二章は曲を聞きながら読むのと、文字だけ読むのとでは全然変わってくるので音楽も聞きながら一緒に読み進めるのがオススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エッセイ集あっという間に読み終わった。音楽に対する思い出、曲に対する思い出、自身の詩(歌詞/曲)にまつわる話の大きく三部構成。多才な人なのだなあ...特に二部目は韓国の方であればあの曲ねと思い浮かぶのも多いだろうからより楽しめるのだと思う。 以下心に残ったこと。 耳をすます「菩提樹」 音楽を聞きながら執筆することがあり、『黄色い紋様の永遠』(自伝的小説)はベートーヴェンの弦楽四重奏第15番、第3楽章の「病より癒えたる者の神に対する聖なる感謝の歌」を、別の時にはブラームスの弦楽六重奏第一番を聞いていたらしい。(P.36)シューベルトの菩提樹やメンデルスゾーンの歌の翼に、も紹介されている。 そっと、静かに「車椅子ダンス」 ...誰でも生きているとつらい瞬間に出会う。それがいつであれ、どんな形であれ、ときにはそのせいで魂の一部、またはすべtrが破壊されることもある。ただ大切なのは、自分の本質が今まさに破壊されようとするその瞬間の態度だと信じている。その最後の瞬間に、最後の自分を守ってくれる細い綱を離してはいけない。離したとしても、またつかめばいい。地獄のような状況にあっても決して打ちのめされない心の精髄を、そにか細いけれど堅実な実体を、全身全霊で感じるべきだ。感じ取らなくては。 簡単ではないけれど。とても難しいことだけれど。その瞬間。(P.144) 「陽光ならばいい」 十年ほど前に書いた短編小説で、死ぬ前に三時間与えられるとしたら、太陽の光を浴びる時間に使いたいと書いたことがあった。今もその気持ちに変わりはない。その三時間のあいだ、陽光の中に全身を浸すのだ。ただし、愛するあなたと一緒に。私もいない長い時間を生きてゆくであろう、あなたの手を握って。(P.150) 追伸「黒い海辺、その笛の音」 マフムド・シュカイルというパレスチナ人との話。これ実話なのだよね...?今のタイミングもあって、どうなっているんだろうと思う
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ハン・ガンのエッセイ集 「くちずさむ」は子供の頃からの音楽との関係 「耳をすます」は記憶の端に今も残る歌の思い出 「そっと 静かに」は著者が作詞作曲をした歌を、自ら歌うことになった話とその歌がついている。(原著ではCD付き、日本では抜粋したものがネットで聴ける) この「そっと ...
ハン・ガンのエッセイ集 「くちずさむ」は子供の頃からの音楽との関係 「耳をすます」は記憶の端に今も残る歌の思い出 「そっと 静かに」は著者が作詞作曲をした歌を、自ら歌うことになった話とその歌がついている。(原著ではCD付き、日本では抜粋したものがネットで聴ける) この「そっと 静かに」を読み始めた頃、ピアノの練習曲にsotto voce という指示があった。ソットヴォーチェ。意味は「そっと囁くように」。そっと歌うと覚えていた。 この本のタイトルも同じ。最後まで読んでわかるのだが、内容は全て音楽のことについての話。 作者は囁くような声で話す人らしい。そしてその作者が優しくそっと歌う歌。
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