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母が作ってくれたすごろく ジャワ島日本軍抑留所での子ども時代
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2018/06/01 |
| JAN | 9784198646448 |
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母が作ってくれたすごろく
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3件のお客様レビュー
コロナの流行で「静かな戦争が始まったみたいだな」と感じたものですが、その後ロシアとウクライナの戦争が始まり、戦争が決して他人事ではないなと思いました。ロシアとは北方領土問題が解決していないし、北朝鮮はバンバンミサイルを打ってきます。 中国も独裁政権のようになり、今後が不安です。 ...
コロナの流行で「静かな戦争が始まったみたいだな」と感じたものですが、その後ロシアとウクライナの戦争が始まり、戦争が決して他人事ではないなと思いました。ロシアとは北方領土問題が解決していないし、北朝鮮はバンバンミサイルを打ってきます。 中国も独裁政権のようになり、今後が不安です。 そんな折、この本を借りて やはり戦争は起こしてはいけないと気持ちを新たにしました。 大事な成長の時期に子供の自由を奪い、自由どころか心や身体に傷を残したり、最悪の場合死も… 過酷な環境の中でも、楽しみを見出し、たくましく生きる主人公たちを見て、励まされる思いでした。 芯がしっかりしていて、行動力のある原作者さんには脱帽です。
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抑留所でわたしたちに何が起こったか、外の人々に知らせなくてはならないのよ、だれにでも歴史を書くことはできるし、書かなくてはいけないの。でないと、後に人々はおなじ過ちを犯し、互いにひどいことをしてしまうから―母はそう言っていました。(はじめに より) 第二次大戦中、オランダが植民...
抑留所でわたしたちに何が起こったか、外の人々に知らせなくてはならないのよ、だれにでも歴史を書くことはできるし、書かなくてはいけないの。でないと、後に人々はおなじ過ちを犯し、互いにひどいことをしてしまうから―母はそう言っていました。(はじめに より) 第二次大戦中、オランダが植民地支配していたインドネシアを日本軍が占領し、オランダ人たちは日本軍が作った抑留所に入れられました。そこで、8歳からの2年あまりを過ごしたオランダ人女性が、当時母が手作りしてくれたすごろくを中心に思い出を語ります。このすごろくは、オランダに古くから伝わる「ガチョウゲーム」といい、マスの中には井戸や刑務所、〈死〉もあります。そしてこのすごろくは、抑留所の生活に似せて描かれました。 子ども目線で当時の生活を記録していた貴重な記録。なぜ二度と戦争をしてはいけないかを、よりよく理解してもらうために作られた一冊です。
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これは、ジャワ島での、日本軍捕虜収容所、で子ども時代を何年も過ごした、オランダ人の1人の女の子の実話です。 インドネシアを占領していたオランダに勝った日本は、オランダ人を収容所に入れたのです。 日本では、インドネシアにそんなとこがあったなんて話そのものが知られていない、と思います...
これは、ジャワ島での、日本軍捕虜収容所、で子ども時代を何年も過ごした、オランダ人の1人の女の子の実話です。 インドネシアを占領していたオランダに勝った日本は、オランダ人を収容所に入れたのです。 日本では、インドネシアにそんなとこがあったなんて話そのものが知られていない、と思います。 そうしてこの一冊がとてつもなく素晴らしいのは、私たちはこんなことをされた、あんなことをされた、という恨みではなく、これは日本がどうとか、オランダがどうとかいう問題ではない、という視点から書かれていることです。 彼女のお母さんはいいます。 「たとえ私たちが解放されたとしても、アヒルのエサを横取りするガチョウは後をたたないでしょう。私たちはそれに対してなにかをしなければならないのよ」 と……。 そうして、ここで見たすべてを描きとめておきなさい、外の人たちに伝えなくてはならないのだから……と……。 このお母さんは、凄いとしかいいようがありません。 この極限状態で、子どもたちに本を読んでやり、勉強道具を自作し、こういう教育を子どもたちにしていたのです。 こういうのを見ると、日本の戦争児童文学が書いてない部分がどこか、わかります。 そうしてまた、20年も、日本でこの本を出してくれる出版社が見つからなかった、ということにもため息がでます。 徳間書店の上村さん。 この本だしてくれてありがとう! できるだけ売ります。 なので、小中高、の学校は、買い! ね! 2018/06/29 更新
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