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ファーストラヴ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/05/31 |
JAN | 9784163908410 |
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商品レビュー
3.8
338件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「女の子の周りには、いつだって偽物の神様がたくさんいるから。」 幼少期のトラウマが生む悲劇。その時は、ただなんとなく不快、だった出来事に、意味が降りてきたときの衝撃は想像するに余りある。経た年月の分だけきっと、その感情の揺れは大きい。 最初こそ、年齢の割に幼く、エキセントリックにしかみえなかった被告人・環菜の言動も、細やかに機微を穿った文章に、最後はストンと腑に落ちる。偽物の神様を遠ざけるのは、一番近い存在に愛されている、という自覚。
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直木賞受賞作 映画化作品 そんな情報を何も入れず、図書館でただタイトルと表紙に惹かれて借りた (正直、ファーストラヴというタイトルの解釈がまだ定まらない) 最初は、あ、ミステリーか……恋愛じゃないのか……と思いつつ読み始めると、止まらない 先が気になり2日で読了 女子大生が父親を刺殺というニュース 臨床心理士の由紀と弁護士の迦葉 あらゆる人間関係に共通するのは毒親と虐待 親との関係 今でこそ毒親との関係がテーマの作品は増えたけど、どんな形でも虐待を受けてそれを抱えていくことの辛さを改めて知る 「こんな形の性虐待があるんだと、僕は今回の事件を通して初めて知りました。この日本のどこかにまだたくさん埋もれていると思うんです。そこに光を当てることで、こんなことはおかしいと言っていいんだ、世の中に訴えることができたらと考えています。……」 後半のこの文章で、虐待や毒親のテーマの作品が話題になるのには意味があると感じた 映画も見てみようと思います。
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本書は『ファーストラヴ』と言う甘いタイトルに反して、テーマは重くて深い。 父親を殺害した女子大生・環菜が逮捕された。臨床心理士・由紀がこの事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼される。担当弁護士・伽葉と共に事件の真相や動機に迫る。環菜の幼少期の関係者からの取材によって、本当...
本書は『ファーストラヴ』と言う甘いタイトルに反して、テーマは重くて深い。 父親を殺害した女子大生・環菜が逮捕された。臨床心理士・由紀がこの事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼される。担当弁護士・伽葉と共に事件の真相や動機に迫る。環菜の幼少期の関係者からの取材によって、本当の真相が紐解かれいく。 精神的な性的虐待と毒親について考えさせられる作品。一見、父親との間に問題があるように思えても、その背景には母親との問題が潜んでいることもある。娘が母親との関係性の危うさに気づいていないことも問題である。 環菜だけでなく、由紀や伽葉も幼い時期に辛い過去があり複雑なストーリー展開になっている。終盤につれてそちらの心境も整理されスッキリとしたラストを迎える。 『ファーストラヴ』に込められてた意味を知ると切なくなった。初恋は綺麗な思い出だけでは無いなと。
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