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猫を拾いに 新潮文庫
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猫を拾いに 新潮文庫

川上弘美(著者)

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猫を拾いに 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/05/29
JAN 9784101292441

猫を拾いに

¥220

商品レビュー

4

28件のお客様レビュー

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2024/06/30

少し常識と比べたら変わった境遇だったり、体験だったり、なんとなく謎な人とか宇宙人とか小さい人とか幽霊だったりが出てくるちょっと不思議なテイストの21編の短編集。みんなもやっとしたものを抱えながらも、「まあいいか」とそれでも前を向いていくような、寂しさや悲しみに寄り添う温かさを感じ...

少し常識と比べたら変わった境遇だったり、体験だったり、なんとなく謎な人とか宇宙人とか小さい人とか幽霊だったりが出てくるちょっと不思議なテイストの21編の短編集。みんなもやっとしたものを抱えながらも、「まあいいか」とそれでも前を向いていくような、寂しさや悲しみに寄り添う温かさを感じました。特に『信長、よーじや、阿闍梨餅』がいちばん面白かった。 1話1話が短いので思い出した時に少しずつ読み返したくなりそう。

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2024/06/24

「こないだ本よんでたらさあ。圭司はそこでぱさりとあおむけになった。こんなことが書いてあった。地球上の生活には金がかかるかもしれないけど、太陽のまわりを年に一周する旅が無料でついてくるって」

Posted by ブクログ

2024/05/28

めちゃおもろ。 日常の何てことないようなお話にちょっとした不思議や全然「ちょっと」じゃない不思議が出てきたり、出てこなかったり。21話も短編が収録されています。なんかすごくお得感がありました。一話一話が短いので、サクサク読んでしまいますが、気に入ったものを読んだ後は「ぐふふ」と思...

めちゃおもろ。 日常の何てことないようなお話にちょっとした不思議や全然「ちょっと」じゃない不思議が出てきたり、出てこなかったり。21話も短編が収録されています。なんかすごくお得感がありました。一話一話が短いので、サクサク読んでしまいますが、気に入ったものを読んだ後は「ぐふふ」と思います。 私が好きだったのは、「誕生日の夜」「新年のお客」「クリスマス・コンサート」「九月の精霊」「信長、よーじや、阿闍梨餅」です。 特に、「新年のお客」は「これは、私好きっぽいぞぉ」、と思いながら読み進めたら、その前に「はい、これ、好きー」って思った「誕生日の夜」の坂巻君が出てきて、「いや、やられたわ。完敗。」となりました。あぁ、うまく表現できない。こんな風に書くとめっちゃアホっぽい・・でも、本当にこんな勢いで読んで、楽しみました。 全体を通して、多くに共通していたのは「恋愛」でした。もうこんな歳だし、「恋愛モノ」はもういい、と思いがちな私ですが、なんかサラッとした感じの「恋愛モノ」ばかりで、読んでいて嫌じゃなかったです。 こういう短編集って、他の人はどの短編が好きだったのか、レビューで知るのが楽しいですよね。「同じー!」と思ったり、「そうきたか!」と思ったり、一人でニヤニヤしてしまいます。 そして、こういう短編集は後々、ふとした瞬間に思い出したりするんです。ひとつひとつのストーリーをずっと覚えてるわけではないんですよ。というかむしろほとんど忘れてる。なんなら読んだすぐ後にはもう忘れてる。なのに、後になって急に思い出すんです、ストーリーのいち場面を。本当にふ、と。で、それがどの短編集の中のひとつのお話のいち場面かが、なかなか思い出せない。作者さえわからないこともある。で、しばらく悶々として結局思い出せずに、また忘れる。そもそも、そのいち場面も本当に正しいかわからない。自分の脳内で書き換えてるかもしれない。そんなあやふやないち場面のために悶々とする。悶々とする時間は短いながら、こう、なんとも歯がゆいんですよ。何が言いたいかというと、本書もそうなりそうってこと。それだけです。 あぁ、面白かった!読了後は、「ちょっと不思議な世界へ行って、帰ってきました、無事生還!!」、という感じ。読書って本当に最高の娯楽だな~と思いました。私は好きなタイプの本でした。あ、そういえば、川上弘美さんの作品は初読みでした。

Posted by ブクログ

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