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真珠郎 改版 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/05/22 |
JAN | 9784041070178 |
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真珠郎 改版
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商品レビュー
4.1
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文豪きょうは何の日?横溝正史の亡くなった日。 鬼気迫る美少年「真珠郎」の悲しき出生の秘密。 由利麟太郎シリーズ。 だったけど、登場は後半のみ。 序詩 真珠郎はどこにいる。から始まる怪奇ミステリー。この一文が、物語を総括しています。 友人に誘われた旅先で、遭遇した殺人事件。その猟...
文豪きょうは何の日?横溝正史の亡くなった日。 鬼気迫る美少年「真珠郎」の悲しき出生の秘密。 由利麟太郎シリーズ。 だったけど、登場は後半のみ。 序詩 真珠郎はどこにいる。から始まる怪奇ミステリー。この一文が、物語を総括しています。 友人に誘われた旅先で、遭遇した殺人事件。その猟奇的な手法。怪しげな老婆達の登場。 読んでいたつもりでしたが、初読でした。 美少年真珠郎は、その媚態を見せない。 彼は、何処に隠れているのか。 この装丁の絵は、ネタバレになるのでは? 孔雀屏風 六曲一双からなる屏風。半分に裂かれたまま。 屏風とともに引き裂かれた恋。 出兵士の夢ある想いと共に 裂かれた屏風が呼び合い、過去の恋が成就する。 と思うのです。
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表題作は、ちょっと怪奇的な感じなのか? と思いきや探偵由利徹が出てきてきっちり解明してくれた。 由利徹は金田一耕助とタイプが違ってスタイリッシュな感じ。 もう一編はファンタジックな感じを受けた。
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殺人鬼になるべく育てられた美青年の物語。金田一シリーズより読みやすかった気がした。途中でそういえば由利麟太郎シリーズだったかと思い出すほど、由利先生は中盤以降に登場し今回影も薄い。以前も『夜歩く』だったかで、死体の首を切り落とすことの意味を説いていたので真相には見当がつくが、湖...
殺人鬼になるべく育てられた美青年の物語。金田一シリーズより読みやすかった気がした。途中でそういえば由利麟太郎シリーズだったかと思い出すほど、由利先生は中盤以降に登場し今回影も薄い。以前も『夜歩く』だったかで、死体の首を切り落とすことの意味を説いていたので真相には見当がつくが、湖畔の洞窟シーンなど恐ろしい雰囲気は迫力満点。 同時収録の『孔雀屏風』は横溝正史のイメージと全く違う時代を超えた恋愛ロマンスといった様相で、意外だが素敵だった。 読了後にじっくり眺めると、表紙でちゃんとネタバレしていた。
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