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菩薩花 羽州ぼろ鳶組 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2018/05/11 |
| JAN | 9784396344238 |
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菩薩花
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商品レビュー
4.2
61件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ぼろ鳶組第5弾。 今回は帰ってきたぜ、江戸の町。 てなわけで、ぼろ鳶組のみんながまた揃って、どこか安心感をおぼえる。 仁正寺藩の火消頭取、柊与一。今回はこの男が中心だ。家老から番付を上げるよう迫られ苦悩する。そこに火付による火事があり、異常なほど早く駆けつける火消がいたら、怪しいしかない。でもこの与一は、源吾にも火消しのなんたるかで雷を落とした爺さん、柊古仙の孫だ。そんなわけない、あってほしくない、と源吾も(自分も)思い惑う。 新庄でも番付を気にする新之助が、張り切りまくる。これまでも無茶ばかりするこの副官に、心配でヤキモキする源吾。 今も人の評価って、励みになったりいい面もあれば、それによって、未来ある者が身を崩す面もある。軽々しく他人の評価を鵜呑みにするのは注意しないとなあ。 三役最後に出てきた「菩薩」進藤内記。孤児を引き取って育てるという慈善事業を行い、近隣の江戸っ子に評判が高い常識家だけど、イケすかない態度、源吾との因縁、どれをとっても、こいつだろ悪いヤツw 内記って名前からして悪役。藤沢先生の作品の「帯刀」みたいにw偏見? というわけで、今回は火消にも悪いヤツがいたってことで、ちょっと残念だけど、これまで見てきた熱い火消魂は負けはしない!窮地に陥っても諦めずに何とか必ず火を消し止めるのだ。 「火消にできるできないはねえ。やるしかねえんだ」やっぱり江戸の火消はかっこいいねえ。 でも一番肝が据わってるのは我らが深雪様。近所で出火した最中産気づいて逃げられないところ、駆けつけた源吾に消しに行けと一喝。「必ず2人で帰りを待つ」と。こんなこと言われたら、頑張るしかないよね。 最後に、新之助がんばれ!
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久しぶりにまたボロ鳶シリーズ。 第5巻です! 今回も、びっくりするくらい面白いですね。 今村翔吾さんは、天才ですね(*´∀`*) 何でこんなに何冊も面白いお話が書けるの!? 先ずはお琳ちゃんの活躍ですよ! このお琳ちゃんの真実を見抜く目が凄いんですっ!子供なのにあの判断力(...
久しぶりにまたボロ鳶シリーズ。 第5巻です! 今回も、びっくりするくらい面白いですね。 今村翔吾さんは、天才ですね(*´∀`*) 何でこんなに何冊も面白いお話が書けるの!? 先ずはお琳ちゃんの活躍ですよ! このお琳ちゃんの真実を見抜く目が凄いんですっ!子供なのにあの判断力(*´꒳`*) キャラいいです!お琳ちゃん好きです! 今回は、私が勝手に一休さんだと思っている新之助の活躍が凄いんです!! 彼はやっぱり私の1番の推しですっ(*ˊᗜˋ*)♡ 番付は低いですけど(笑) めっちゃ強いしかっこいい!! 番付は低いですけど(くどい?) そして、我らの深雪さんです!! 火消たちの帰る場所(∩ˊᵕˋ∩)・* そして今回は深雪さんにっ!!! (๑˃̵ᴗ˂̵)و 悪役は超悪役で、もうケチョンケチョンにしてやれーー!!!うりゃーーーー!!!! やっちまえぇーーー!!!!! って思えるし、この高揚感ですよ! ボロ鳶シリーズ最高です!! 江戸時代、火消番付が話題となっていた。 番付の上位に食い込みたい他藩の火消しが手柄を奪おうとする。 そんな中、火消しによる放火を疑っていた読売書きが姿を消す。 真相を追っていた源吾たちは、定火消・進藤内記と出会う。彼は地元の人から菩薩のように尊敬され人気を集めていたのだが、、、
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シリーズ5巻目。 京から江戸に戻った源吾たちは次の事件に巻き込まれる。。。 火消番付を作る文五郎が突然姿を消してしまった。なぜ突然姿を消してしまったのか?探っていく。 シリーズの中では今現在面白いと感じた展開。 今回のテーマは『火消』としての矜持だったりするのかなと。 火消番...
シリーズ5巻目。 京から江戸に戻った源吾たちは次の事件に巻き込まれる。。。 火消番付を作る文五郎が突然姿を消してしまった。なぜ突然姿を消してしまったのか?探っていく。 シリーズの中では今現在面白いと感じた展開。 今回のテーマは『火消』としての矜持だったりするのかなと。 火消番付は大相撲の番付のようなもので、やはり功績があればあるほど、大関・横綱レベルまで行くわけで。でもそういうレベルまで行ってる人は、努力家でもあれば人の命を助けることに役目を果たすことを第一に考えるんだと思う。 今回登場した仁正寺藩・柊与市、八重洲河岸定火消・進藤内記のような、どこか番付を意識した挙げ句に悪巧みをするのは火消じゃないよなと。今でも通ずる部分でもあるので、共感でしかなかった。 「ーぼろでいいさ。 源吾は久しぶりにそう思った。情けなくてもいい。無様でもいい。恰好悪くてもいい。火消はそれでも命を救う者であるはずではないか。」 源吾率いる新庄藩・ぼろ鳶が、いくら見た目がダサくても、情けなくても、人の命を助ける矜持を持つ、だから一番格好がいい。その場にいたら応援したくなる火消たちですよね。 次作はまだ手にしていないですが、源吾たちがどんな事件に巻き込まれるのか…。
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