![菩薩花 羽州ぼろ鳶組 祥伝社文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001906/0019069566LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2018/05/11 |
JAN | 9784396344238 |
- 書籍
- 文庫
菩薩花
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菩薩花
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商品レビュー
4.2
53件のお客様レビュー
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 本年最初の読了本・レビューは、「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第5弾です。ミステリー寄りの展開、火消の躍動、そして人情話と、読ませどころ満載!文句なしのエンタメ作品でした。 毎回新たな悪役が登場しますが、常に強力で個性...
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 本年最初の読了本・レビューは、「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第5弾です。ミステリー寄りの展開、火消の躍動、そして人情話と、読ませどころ満載!文句なしのエンタメ作品でした。 毎回新たな悪役が登場しますが、常に強力で個性的です。今回は、「菩薩」と崇められる火消でした。本当に菩薩なのか、はたまた外道なのか…。人の多面性というか二面性を考えさせられますね。その光と影が巧みに描かれています。 火事専門の読売書きによる「火消番付」の功罪、家老に番付で三役入りの命を受ける火消、不可解な出来事が多発しながら物語が展開していきます。 そして、源吾たちが奮闘する中、待望の源吾・深雪に子が! 新たな真に守るべき命と絆を得、希望につながっていきます。いやいや、よかったよかった…最高の出来事です。今回も深雪の懐の深さを感じました。間違いなく真の「菩薩」ですね。 読後感は最高! 新年1冊目の選書に相応しい物語でした。今村さんのネタの豊富さ、それを生かす筆力に感心しながら、源吾と深雪が父母となった今後の展開は、さらなる楽しみ以外ありません。
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前作に続いての一気読み。火消しを名物にしていた小藩が代替わりで方針転換し、火消組の存続のためには、途方もない成果を出せという指示。真面目にやってきた大将は、自分で火をつけてそれを消すという悪魔の囁きに揺れ動く。果たして江戸では不審火が相次ぎ、なぜかこの小藩が真っ先に駆けつけること...
前作に続いての一気読み。火消しを名物にしていた小藩が代替わりで方針転換し、火消組の存続のためには、途方もない成果を出せという指示。真面目にやってきた大将は、自分で火をつけてそれを消すという悪魔の囁きに揺れ動く。果たして江戸では不審火が相次ぎ、なぜかこの小藩が真っ先に駆けつけることが続くが、不自然さに気づくものも現れる。その1人、読売(瓦版)の書き手が突然行方不明となり、疑いが一層濃くなる。そんな中、菩薩と崇められる火消しの不審な行動が明るみに出る。不審火との関係は。姿を消した読売の書き手は。そして小藩の運命は。現代にも通ずるストーリーだが、これは江戸のお話。とてもよく描かれていて唸らされるレベル。
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【羽州ぼろ鳶組シリーズ5】 江戸へタイムスリップ♡ 安永2年(1773年)も秋、年明け発表の人気火消し番付が気になる面々。中には、番付を上げようと、他の火消しの手柄を横取りする柊与市のような者が現れる。 また、火事の遺児を引き取り『菩薩』と崇められている進藤内記。 火事の記...
【羽州ぼろ鳶組シリーズ5】 江戸へタイムスリップ♡ 安永2年(1773年)も秋、年明け発表の人気火消し番付が気になる面々。中には、番付を上げようと、他の火消しの手柄を横取りする柊与市のような者が現れる。 また、火事の遺児を引き取り『菩薩』と崇められている進藤内記。 火事の記事を書く読売の文五郎が今回の登場人物。行方不明になる人物を追い、謎解きに翻弄する松永源吾率いるぼろ鳶組。 深雪も、会うとご利益があるといわれるもう一方の『菩薩』だ♡ 本当の親心が今回のテーマ。 深雪さん、無事のご出産おめでとう
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