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短歌と俳句の五十番勝負
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/04/01 |
JAN | 9784104574032 |
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短歌と俳句の五十番勝負
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
短歌と俳句は私からすると"おとなりさん"くらいの距離感に思えるのだけれど、実際やってる人達的にはどうなんだろう。 なんとなくのイメージだが、穂村さんはお題に対してあたりを見回して諳んじている感じがして、堀本さんは机に向かって自分の引き出しから当てはまる場面を探...
短歌と俳句は私からすると"おとなりさん"くらいの距離感に思えるのだけれど、実際やってる人達的にはどうなんだろう。 なんとなくのイメージだが、穂村さんはお題に対してあたりを見回して諳んじている感じがして、堀本さんは机に向かって自分の引き出しから当てはまる場面を探している印象。これは短歌と俳句というものから感じる印象の違いなのか、お二人の作風の違いなのか。
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もともと穂村弘さんが好きで手に取ったというのもあるが、やはり俳句より短歌が好みだと感じた。なんというか、研ぎ澄まされすぎないところに人間を感じやすくて好きなのかも。
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先日、仕事で知り合った俳句の先生から「俳句と短歌は全然違うものなのよ」と言われて衝撃を受けました。 ◎◎◎ 単に文字数とか季語とかの違いと思っていたのですが、この本を読んでもしかしたら、俳句は絵画的で短歌は小説的かもしれないと思いました。(詠む人にもよるかもしれませんが…) 例え...
先日、仕事で知り合った俳句の先生から「俳句と短歌は全然違うものなのよ」と言われて衝撃を受けました。 ◎◎◎ 単に文字数とか季語とかの違いと思っていたのですが、この本を読んでもしかしたら、俳句は絵画的で短歌は小説的かもしれないと思いました。(詠む人にもよるかもしれませんが…) 例えば「楕円」では 猫パンチされてほっぺた膨れあがる楕円軌道の 惑星の夜 切り口の楕円うつくし胡瓜漬 また、解説を読んで知ったのは、季語にたくさんの情報量があることです。 例えば「まぶた」で 料峭(りょうしょう)やかもめと瞼閉ずるとき 最初???ですが、 たった二文字の料峭に「春風がまだ寒く感じられること」という意味があると知ると一気に絵が浮かび、感動します。 ちなみに同じ題で穂村さんは 左目に震える蝶を飼っている飛び立ちそうな夜 のまぶたよ とファンタジー感溢れてます。 お題を出す人も豪華ですし、なぜこのお題?と想像するのも楽しいです。 「謀叛」北村薫、「唾」又吉直樹、「ぴたぴた」谷川俊太郎、「安普請」壇蜜、「塗る」堀江俊幸 五十番勝負とのことですが、今回は、ドローで!
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