1,800円以上の注文で送料無料

リズムの哲学ノート
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

リズムの哲学ノート

山崎正和(著者)

追加する に追加する

リズムの哲学ノート

定価 ¥2,420

1,210 定価より1,210円(50%)おトク

獲得ポイント11P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/03/22
JAN 9784120050664

リズムの哲学ノート

¥1,210

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/08/27

数年に一冊出会う名著がある。私にとってこの書籍がそれであり、己の言葉にできていなかった思いが言葉として記されている。咀嚼させていただきます。

Posted by ブクログ

2018/05/30

身体を巡る先人の思索を批判的に継承しつつ、人間至上主義を超えた真の自由の可能性を探究する。積年のテーマに挑んだ集大成の書。

Posted by ブクログ

2018/03/30

ベルクソンやメルロ=ポンティ、マイケル・ポラニーといった哲学者たちや、さまざまな自然科学上の業績などを自由に参照しながら、人間と生命の存在を構成している「リズム」について考察をおこなっています。 著者は、ルートヴィヒ・クラーゲスやベルクソンの「生の哲学」に一定の評価をあたえなが...

ベルクソンやメルロ=ポンティ、マイケル・ポラニーといった哲学者たちや、さまざまな自然科学上の業績などを自由に参照しながら、人間と生命の存在を構成している「リズム」について考察をおこなっています。 著者は、ルートヴィヒ・クラーゲスやベルクソンの「生の哲学」に一定の評価をあたえながらも、彼らが生の能動性を重視する一方で、原受動的な次元における生命の「リズム」をとらえそこねているのではないかという批判をおこないます。さらに、メルロ=ポンティの身体論においても、分析的な知性がそこから生い立ってくる身体のリズムはなお明瞭に認められていなかったと述べて、そうした次元についての考察がなされるべきだと主張しています。 従来の哲学や思想において十分に考察の対象とされてこなかった根源的な「リズム」に目を向けようとする著者の視点は、たいへん興味深いと感じました。ただ、本書の議論はそうした視点を示すにとどまっており、具体的な展開はいまだ見られないように感じました。 また、有機的で目的論的な生命のさらに根底に、無機的もしくは盲目的な動性を論じるのであれば、ベルクソンのような生の哲学よりもフロイト以来の精神分析の流れに目を向けるべきではないかと思うのですが、そうした方面への目配りはなされておらず、少し不満を覚えます。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す