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革命前夜 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/03/09 |
JAN | 9784167910310 |
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革命前夜
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商品レビュー
4.3
368件のお客様レビュー
久しぶりに読み終わった後もしばらく余韻に浸れるくらいの作品に出会えた。 自分に親切にしてくれている隣人も、仲が良いと思っている友人さえも信じられずに疑いの目で見てしまうこと、常に監視されているかもしれない恐怖の中で生活することがどんなに辛く息苦しいか、読んでいて苦しくなったし、...
久しぶりに読み終わった後もしばらく余韻に浸れるくらいの作品に出会えた。 自分に親切にしてくれている隣人も、仲が良いと思っている友人さえも信じられずに疑いの目で見てしまうこと、常に監視されているかもしれない恐怖の中で生活することがどんなに辛く息苦しいか、読んでいて苦しくなったし、何より著者がまるでそれを体験した人かのような描写が見事だった。 最初は恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」のような話かと思ったが、それに加えて激動の時代を生きた人々の心情や、歴史が動く瞬間のことも描かれていて今の時代の日本に生まれた私がどんなに幸せで恵まれているか、考えさせられた。 今もなお、こういった国がまだ存在することもあり是非読んでほしいオススメの一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第二次世界大戦も経験して、 東西の分断も経験した人がドイツにはいるんだ、 と思った。 人生のほとんどを歴史的には良くないとされる時代を生きた人なんだけど、 東の生活に誇りを持って生きてる人がいたんだと 知らないことが知れた感じが強かった本。 それにしても知らない間に周りに密告者がうようよいるなんて、誰も信じられないな。 ラストの一文の 我が親愛なる戦士たちへ捧ぐ というラカトシュのメッセージが一筋の光が見えた。 目に見えない音を言葉にする輝きが美しかったし、 本を消費じゃなく血肉する読書体験にしたいと思った。
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筆力が圧倒的すぎて本当に衝撃だった。作者が音楽経験がないというのも驚きすぎる。なぜこんなに多彩な表現で音楽を表せるのだろうか。文字から色が見えた気がする。華やかな景色が心に入ってきて、こんな傑作を今読めて本当に良かった。もっと知られて欲しい作品。
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