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異邦人(いりびと) PHP文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2018/03/10 |
| JAN | 9784569768168 |

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異邦人(いりびと)
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商品レビュー
3.8
285件のお客様レビュー
ぞっとするほど美しくて、ぞっとするほど気高い京都小説。京都の四季の移り変わり、あの蒸し蒸しとした独特の気候を、ここまで文字から感じられるとは。一口に、原田マハ先生の定番の爽やかなアート小説と言えない、とにかく湿度高めの(苦笑)人間ドラマを読んでみてほしい。改めて、日本語って美しい...
ぞっとするほど美しくて、ぞっとするほど気高い京都小説。京都の四季の移り変わり、あの蒸し蒸しとした独特の気候を、ここまで文字から感じられるとは。一口に、原田マハ先生の定番の爽やかなアート小説と言えない、とにかく湿度高めの(苦笑)人間ドラマを読んでみてほしい。改めて、日本語って美しいわ。
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この作品は、非常によく練り込まれている。全体に冷ややかな空気をまとった小説だ。 異邦人をどこまでも異邦人のままにしてしまう京都のしきたり。そこに、美術という一筋縄ではいかない世界が重なる。その中で、美術館や画廊を営む者たちは、形式や作法に縛られながらも、現実的に生き抜いていかね...
この作品は、非常によく練り込まれている。全体に冷ややかな空気をまとった小説だ。 異邦人をどこまでも異邦人のままにしてしまう京都のしきたり。そこに、美術という一筋縄ではいかない世界が重なる。その中で、美術館や画廊を営む者たちは、形式や作法に縛られながらも、現実的に生き抜いていかねばならない。登場人物たちは皆、どこか澄ました顔をしているが、その内側にはロマンとプライドを抱え、同時に生き残りをかけたリアリストとしての顔も持っている。その在り方が非常に印象的だ。 そんな中で、突出した美的センスと振り切れた行動力を持つ菜穂が、後半にかけて物語を大きく動かしていく。そのダイナミックさが心地よい推進力となっている。 そして、白根樹の圧倒的な存在感。彼女の佇まいや服装の描写からは神秘的なオーラが立ち上り、菜穂を強く惹きつける。彼女の絵、そしてその存在そのものが、まるで氷をアイスピックで打ち砕くかのように、人々の内面を揺さぶり、狂わせていく。 さらに「血は争えない」という別の軸が交差することで、物語は一層複雑に、そして奥行きを増していく。 物語は最終的に菜穂のものとして立ち上がってくるが、一方で一輝もまた、妻と会社、そして新しい命を守るために懸命に動いている。しかし、一人の画家とその作品に心を乱されてしまう背景には、夫婦として積み重ねてきたものが、どこか凡庸で脆いものになっていたという側面もあるのかもしれない。安定を求めるほどに、それは手の届かないものになる――そんな示唆すら感じられる。 同世代である一輝の視点に重ねて読むと、思わずはっとさせられる一冊だった。
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去年の5月に京都の恵文社で購入してから少しずつ読み進めて、約一年かけてやっと読み終わりました。 原田マハさんの小説というと、どこか暖かい気持ちになるようなお話が多い印象だけど、本作は少し様子が違って、どんよりとした雰囲気が漂うお話でした。 だからか、なんだかスラスラ読み進められな...
去年の5月に京都の恵文社で購入してから少しずつ読み進めて、約一年かけてやっと読み終わりました。 原田マハさんの小説というと、どこか暖かい気持ちになるようなお話が多い印象だけど、本作は少し様子が違って、どんよりとした雰囲気が漂うお話でした。 だからか、なんだかスラスラ読み進められなくて、原田マハさんってこんなドロドロした小説も書くのねと衝撃でした。 京都は私の夫の出身地なこともあり、旅行で何度か行っては素敵な場所だなぁと思うのだけど、住むとなるとやはり私はずっとよそ者になるんだろうなと感じたりもする。(夫の実家はそんな雰囲気はないけど) きっと、旅行で楽しむだけではわからないディープな京都があって、そこには私のようなよそ者は一生入れないんだろうなっていう不思議な魅力がある場所だと勝手に思っている。 本書ではそんな京都の美術界隈というディープな世界が描かれていて興味深い。 本書で、東京の美術と京都の美術に関わる人達が繰り広げる人間関係は、日中は曇り空、夜にはシトシト雨が降る日がずっと続いてるような感じ。 人の業とか執念がぐるぐると渦巻いているような。 正直、好みの部類かと言われたらそうではないし、読むのにひと気合いいる作品ではあったけど、一回読むと引き込まれて、時間があれば一気に読んでいたと思う。 京都の四季折々を楽しめる作品でもあるので、京都に詳しくなれたりもする。 祇園祭りに行ったことはあったけど、老舗や旧家などが家宝を展示していることはこの本で初めて知ったし、あの時見たあれは、どこかのお家の家宝だったのかと合点がいきました。 この物語の始まりは、主人公の1人が夜の京都駅に着くところから。 あとがきで書かれていたけれど、確かに、夜に京都駅に到着することはあまりない。 明るい表向きの京都ではない京都を楽しめました。
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