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誰も死なないミステリーを君に ハヤカワ文庫JA
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誰も死なないミステリーを君に ハヤカワ文庫JA

井上悠宇(著者)

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誰も死なないミステリーを君に ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/02/26
JAN 9784150313197

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商品レビュー

3.6

48件のお客様レビュー

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2026/02/11

タイトルに魅せられて購入した本でしたが、良くできた面白い作品に出会えて良かったです。続きもあるみたいですね。

Posted by ブクログ

2026/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

井上悠宇『誰も死なないミステリーを君に』は、ミステリーというジャンルに対する誠実な問いかけから始まる作品だ。人はなぜ謎を解き、なぜ死を描くのか――その根源的な疑問に対し、本作は「誰も死なない」という大胆な前提を掲げることで、静かに、しかし力強く応答してくる。 死の予兆が見えるという特異な設定は、単なるギミックにとどまらず、登場人物たちの選択と覚悟を浮き彫りにする装置として機能している。事件を“解決する”ことよりも、“誰かを救う”ことに重心を置いた推理は、読者にミステリーの本質を改めて考えさせる。謎が解けた瞬間のカタルシスだけでなく、そこに至る過程の切実さが胸に残る構成だ。 また、登場人物たちの関係性は丁寧に描かれており、軽妙なやり取りの奥に、互いを思いやる確かな感情が息づいている。だからこそ、物語が進むにつれて読者は「真相」だけでなく、「この結末を迎えてほしい」と自然に願うようになる。その感情の誘導が非常に巧みで、読後には静かな余韻が長く残る。 本作は、血や死の衝撃に頼らずとも、ミステリーはここまで深く、人の心に迫れるのだと証明してみせる一冊だ。謎を解くことの意味、生き延びることの価値、そして誰かの未来を信じることの尊さ――それらが重なり合い、穏やかでありながら確かな重量をもった読書体験を与えてくれる。 読み終えたあと、タイトルの言葉が決して綺麗事ではなかったと、静かに実感させられる作品である。

Posted by ブクログ

2025/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死が近づいている人間が分かる少女と主人公による、簡潔に言えば人助け。最初に人物紹介代わりの短編と、友人の死に関わっているとされる同級生たちみんなを死なせないように静かに奮闘する中編の2本立て。暗い話にならないように小気味良い会話を挟んでいるのがなかなか良い。もし読者を笑わそうとしているのならあまり成功しているとは言い難いけど。スイスイ読めたし、続きがあったら読みたい。っていうか調べたら2作目があった。読もう。

Posted by ブクログ