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資本主義リアリズム
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 堀之内出版 |
発売年月日 | 2018/02/20 |
JAN | 9784909237354 |
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資本主義リアリズム
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商品レビュー
3.7
18件のお客様レビュー
肝心のタイトルにもある「資本主義リアリズム」が、なかなか理解できなかった(自分の理解不足もあるだろうが)。しかし4章を中心に取り上げられている教育、大学生に関する話は、先日読んだZ世代の本とも相まって興味深かった。また、ニューロマンサーとル・グィンを取り上げているだけで、「よし、...
肝心のタイトルにもある「資本主義リアリズム」が、なかなか理解できなかった(自分の理解不足もあるだろうが)。しかし4章を中心に取り上げられている教育、大学生に関する話は、先日読んだZ世代の本とも相まって興味深かった。また、ニューロマンサーとル・グィンを取り上げているだけで、「よし、この著者は良い人」と思えた分評価をプラス1しました。
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読書会課題本。タイトルは「新自由主義が所与のものとなっている」というような意味。言いたいことはわかるが、というモヤモヤしたものが残る読後感であった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
訳文の固さと前提知識不足もあり、たまらなく読みやすくはなかったが、それでも読み解ける端々を興味深く思いながら読んだ。 資本主義を「この道しかない」と諦め、それが常態化してしまっている「資本主義リアリズム」の現代。 資本主義は本当に効率的で「この道しかない」のか?組織の中でトップダウン的で形骸化した仕事はないか? そうした状況を諦め冷笑することによって、行動面ではそれらを受け入れてしまってはいないか? 存在しない中央に誰もが責任を押し付けてはいないか? 鬱病や倫理観は個人の責任ではなく構造的な問題ではないのか? .... 解決策をくれるような本ではないが、資本主義の行き詰まりの鬱屈とした状態を的確に表現し、諦めずに打開しなければならないと問題提起してくれる本。 2009年のものらしいが悲しいくらい色褪せていない。
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