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アウシュヴィッツの歯科医
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アウシュヴィッツの歯科医

ベンジャミン・ジェイコブス(著者), 向井和美(訳者), 上田祥士

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アウシュヴィッツの歯科医

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2018/02/08
JAN 9784314011549

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2024/04/23

ホロコーストを生き延びた著者の悲惨な体験が綴られる。 普通の善良な人間が特定の状況下に置かれると躊躇なく悪に変異する過程は、悪の凡庸さやLucifer effectなどで語られているが、悪の定義が例えば平和時と戦時下等の状況下で異なる限り人間は悪への変異を防ぐことは出来ないのだろ...

ホロコーストを生き延びた著者の悲惨な体験が綴られる。 普通の善良な人間が特定の状況下に置かれると躊躇なく悪に変異する過程は、悪の凡庸さやLucifer effectなどで語られているが、悪の定義が例えば平和時と戦時下等の状況下で異なる限り人間は悪への変異を防ぐことは出来ないのだろう。ナチス隊員はユダヤ人を抹殺するのは善と信じて殺めることに毫も心を痛めることはなかったのだろうか。  本書の中で唯一救われる箇所は、彼と父親を救おうと奔走するポーランド人女性ゾーシャとの出会いだけ。母親からの最後の手紙の末尾に添えられた絶望からの救いを希む言葉が痛々しい。 Mama added two lines of good-bye to Papa and me. “Perhaps we’ll all meet in another world,” she wrote.

Posted by ブクログ

2023/06/10

[命を救ってくれたのは、 別れぎわに母がわたしに持たせた 歯科治療用の小さな道具箱だった―― 1941年、ポーランドの小さな村で暮らしていたユダヤ人の青年が強制収容所へ送られる。 歯科医の勉強を始めて1年目の彼に、母は歯の治療用具箱を持っていくよう強く勧めた。 その箱が、のちの...

[命を救ってくれたのは、 別れぎわに母がわたしに持たせた 歯科治療用の小さな道具箱だった―― 1941年、ポーランドの小さな村で暮らしていたユダヤ人の青年が強制収容所へ送られる。 歯科医の勉強を始めて1年目の彼に、母は歯の治療用具箱を持っていくよう強く勧めた。 その箱が、のちのち自分と家族の命を救うことになるとは、そのときは思いもしなかった―― 飢餓とシラミに苦しめられた収容所生活、仲間の裏切りと拷問、家族の殺害、非ユダヤ人女性との恋、 収容者の遺体から金歯を抜き、SS司令官オットー・モルを治療する…… 機転と知恵を働かせながら、信じがたいほどの試練をかいくぐって奇跡的に生きのびた著者の回顧録。]

Posted by ブクログ

2023/05/29

どのようにしてユダヤ人への締め付けが厳しくなっていったのか、筆者が自分の体験を元に時系列を追ってしかも淡々と描写していくさまに何がしかの憤りを通り越した哀しみを垣間見るような気がした。 なぜこのようなことが行われ、普通の人だと思われていた人達までもが加担することになったのか?人が...

どのようにしてユダヤ人への締め付けが厳しくなっていったのか、筆者が自分の体験を元に時系列を追ってしかも淡々と描写していくさまに何がしかの憤りを通り越した哀しみを垣間見るような気がした。 なぜこのようなことが行われ、普通の人だと思われていた人達までもが加担することになったのか?人が人を憎み争うということの闇はいつまでたっても終わらないことなのだろうか??

Posted by ブクログ

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